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  • 世界一の多様性企業Amazonが日々実践している数々の施策を大公開

    日時:9月14日(火) 10時30分~12時15分
    場所:リモートで開催します
    講師:上田セシリアさん アマゾンジャパン コーポレート人事本部ディレクター
    概要:多様性ある職場環境づくりに向け、性別や年齢などのバイアスを外すためのアンコンシャスバイアス研修はすでに多くの企業で行われています。しかし、それを企業文化として浸透させるには工夫が必要です。多様な顧客ニーズに対応するために、多様性ある企業文化をつくり出すことにコミットするAmazonは具体的にどのように取り組んでいるのか。多様性に関する考え方、また「提出資料に記名しない」「会議にコンシャスキーパーを1人配置する」など、社内カルチャーに定着させるための具体的な施策の数々について話を伺います。各社から直接質問できる貴重な時間を設けています。またとない機会ですので、ダイバーシティ経営の実現のためにぜひご活用ください。

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「ジェンダー平等」を、経営者の言葉に。組織の力に。

 日本では、女性活躍推進という言葉とともに様々な施策が動いてきました。しかし、世界経済フォーラムによる「ジェンダー・ギャップ指数」(2019年)では、153カ国中121位。世界各国と比較すると、特に経済・政治の分野でジェンダー平等が著しく遅れています。なぜでしょうか。

 これまで「ジェンダー平等」というと、あたかも女性支援のためだけの言葉であり、経済や経営とは無関係だと思われてきました。女性という“弱者”を男性が手助けし、力添えしてあげるといった気持ちが、残念ながらどこかにあったように思います。

 しかし、日本の外では今、SDGs(持続可能な開発目標)という共通のゴールを達成するためには、あらゆる「Equality=平等」が組織に不可欠だと重要視されています。各界のリーダーたちは無意識の偏見を解き、多様性(Diversity)・平等(Eauality)・包括(Inclusion)の精神を実行に移しています。経営指針の中核として、組織変革のカギとして、トップが自らの言葉で社内外に発信し始めているのです。一方、日本企業の経営者、特に男性が「ジェンダー平等」を経営戦略だと本心で理解して語ることは、まだまれです。この認識の差が、先進国で最下位のジェンダー・ギャップという結果に表れているのではないでしょうか。

 私たちは今、地球全体を取り巻く未知の病や気候変動によって、解決が困難な問題に直面しています。同じような思考や経験しかないモノカルチャーな集団では、太刀打ちできない場面が増えています。こういった不透明な時代においては、多様性に富む組織が力を発揮するのです。

 これまでは少数派の意見としてテーブルにさえ乗せられなかった声が、突破口となる。大多数の意見とは違う考え方、違う物の見方をすることで、新たな道を拓く力となる。まさに今、組織において必要とされているのが、多様性のパワーだと思うのです。

 そこで、日本経済新聞社・日経BPでは、「日経ウーマンエンパワーメントプロジェクト(WEP)」を創設しました。多様性を実現する上で、まずは日本で最も出遅れている男女平等の問題から取り組みます。本来は、男性・女性と区別すること自体が、Diversity精神にはそぐわないものです。しかし、残念ながら現在の日本は“ジェンダー不平等”な国と世界から評価されています。ですので、この問題から目をそらさず改善させることが第一に重要であり、そこをグローバルのレベルに上げて初めて、他の課題に力強く向き合えると信じています。

 日経WEPの当コンソーシアムでは、加盟企業の皆さまと一緒に、世界の先進企業の事例やノウハウを共に学び、加盟企業の皆様同士でネットワーキングをしながら女性のエンパワーメントを推進していきます。さらに、日経xwomanの各メディア(日経WOMAN、日経ARIA、日経DUAL、日経doors)による企業ランキングの調査や分析も共有して参ります。

「ジェンダー平等を、経営者の言葉に。組織の力に。」

 この志と共に皆様と前進していきますので、どうぞよろしくお願いします。

羽生 祥子
日経xwoman編集委員
羽生 祥子