ひざゆらゆらのポーズ(左右5回ずつ)
左右にひざを倒す動きで硬くなった腸をほぐす
立てたひざを左右にパタン、パタンとリズミカルに倒す動き。「お腹の前面の腹横筋をストレッチし、停滞して硬くなった腸をほぐすことができる」(森さん)。
【1】ひざを立てた状態から右に倒す
あおむけ状態でひざを立てる。息をふーっと吐きながらひざをゆっくりと右側に倒す。右側のひざを床につけるのを目標にして。
【2】力を抜き、ゆっくり左に倒す
今度は左側へ。息を吐きながら、ゆっくりとひざを左側に倒し、左側のひざを床につける。左右に動かす動作とともに、腸が動き出すのを感じ取ろう。
【上級編】太鼓橋のポーズ(5回)
代謝を上げ、体を温める
「太鼓橋のポーズ」で下半身の筋肉を刺激すると、体はぽっかぽかに。「朝、体に適度な刺激を送ると、一日がんばるぞ、というメンタルのスイッチも入れることができる」(森さん)。
腰を持ち上げる、下ろす、の繰り返しによって腸の動きを活性化。「この動きで腹筋と背筋の力を鍛えると腹圧が高まり、体を起こした状態でも腸を正常な位置にキープしやすくなる」(森さん)。
腰幅より広めにひざを立て、太ももに力を入れ、腰を上げる
あおむけ姿勢で両ひざを腰幅よりも広めに開き、ひざを立てる。足裏をぴったり床につけた状態で、息を吐きながら腰をぐっと持ち上げる。
次回は、昼と夜に1分ずつで効果UP 腸に刺激を加える腸活ヨガをご紹介します。
後藤利夫
新宿大腸クリニック(東京都渋谷区)院長
新宿大腸クリニック(東京都渋谷区)院長

森 和世
ボディクエスト ヨガ&エクササイズディレクター
ボディクエスト ヨガ&エクササイズディレクター

取材・文/柳本 操 写真/稲垣純也 モデル/津山祐子