「骨盤ゆがみタイプ」と「肩甲骨ゆがみタイプ」

壁にかかとをつけ、足は腰幅に開く。チェックするのは、腰と肩。壁と腰の間のすき間に手のひらが1枚より広く入る人は「骨盤ゆがみタイプ」。壁に肩がつかない人は「肩甲骨ゆがみタイプ」。両方を併せ持つ人もいる。
【骨盤ゆがみタイプ】
腰の筋肉が硬く、腹筋が弱くてお腹ぽっこり
反り腰のため、腰に負担がかかり、腰痛になりやすい。腰に力を入れるため腹筋を使わずお腹ぽっこり。太ももの前側でバランスをとるため、太ももが張っている。
【肩甲骨ゆがみタイプ】
肩甲骨の間が硬く、猫背になる
肩甲骨周辺の筋肉は伸びて動きが悪く、胸の筋肉は縮んでいるため、猫背姿勢に。肩こりになりやすい。お腹もぽっこり。
次回は、骨盤にゆがみのある人向けの体幹ストレッチを紹介します。
こちらへどうぞ ⇒ ポッコリ腹部と反り腰、骨盤ゆがみ対策 体幹ストレッチ
広瀬統一
早稲田大学スポーツ科学学術院 教授
早稲田大学スポーツ科学学術院 教授

取材・文/茅島奈緒深 写真/鈴木 宏 モデル/中井さくら 構成/羽田 光(日経DUAL編集部)