「独身時代はバリバリ働いていた」「仕事にやりがいを持って働くことにあこがれがあった」――でも、家庭の事情などで仕事の現場から離れ専業主婦になった人もたくさんいる。40代を迎え、「もう一度働きたい」と一歩踏み出した、元専業主婦たちのストーリー。ブランクがあるからこそ気付けたもの、この年代だからこその強み、ステージが変わることへの葛藤や不安……リアルな声をお届けする。

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- 「ママの夢は?」で専業主婦からの挑戦、Jリーグ寮母に
- 2022.11.10 アスリートの健康やパフォーマンスを支えるうえで大切なのは食事です。今やスポーツチームなどに健康的な食を提供する会社を経営する村野明子さんが、最初に選手の食事を作ってほしいと言われたとき、料理経験とい...
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- 専業主婦→Jリーグ寮母→起業 家庭料理が選手を支える
- 2022.11.10 プロのサッカークラブチーム、コンサドーレ札幌で選手10人程度の食事サポートしていた村野明子さんは、寮を立ち上げて寮母として本格的にアスリートを食で支え始めます。やがて他チームからも注目され、ヴィッセ...
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- 人生これで終われない 4児の「完璧な母」卒業し再就職
- 2022.10.28 富山市在住の寺窪佳子さん(55歳)は日本で唯一、米国発祥のエクササイズ・ピロキシング(PILOXING)を教える資格を持つフィットネスインストラクター。担当するレッスンはいつも満員、新規受講は最長3...
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- 翻訳機手に交渉 53歳で日本人唯一のフィットネス講師
- 2022.10.28 “完璧な母”に徹した8年間の専業主婦期間を経て、31歳でフィットネスインストラクターとなった寺窪佳子さん。現在、米国発祥のエクササイズ・ピロキシング(PILOXING)を教える資格を持つのは、日本で...
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- 厚かった再就職の壁 それでも行動し続けて道が開けた
- 2022.03.28 国際労働機関(ILO)のタイ・バンコクにあるオフィスで働き、プライベートでは米国人と結婚。2人の子どもを出産して公私ともに充実した日々を送っていた松野文香さんは30代半ば、夫の仕事の都合でドバイへ転...
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- 国連機関でキャリア形成、30代半ばで予期せぬ長期中断
- 2022.03.28 国連機関などで一貫して途上国支援に従事し、現在は笹川平和財団ジェンダーイノベーション事業グループでグループ長として働く松野文香(あやか)さん。その経歴からは、世界を舞台に順調にキャリアを重ねてきた様...
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- 本は後世に継ぐべき宝 国が修復しないならこの手で守る
- 2020.06.19 20代後半で製本に出合い、当時の日本ではほとんど取り組む人がいなかった西洋古書の修復に興味を抱くようになった板倉正子さん(72歳)。修復技術を学べる学校を自力で探し、42歳のとき、学校のあるスイスへ...
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- 本物を学ぶ 42歳、単身飛び込んだスイス古書修復学校
- 2020.06.18 西洋古書の修復を手がける一方、後進を育成するため、製本修復の技術を教える板倉正子さん(72歳)。専業主婦だった20代後半に製本の楽しさを知り、やがて西洋古書の修復に魅力を感じた板倉さんは、修復技術の...
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- 着付師としての「手」は一生かけて進化していく
- 2020.04.02 夫の会社が倒産した直後、46歳のときに起業した、村上裕子さん(56歳)。専業主婦時代から学び続けてきた「着物」をビジネスにすべく会社「万(よろず)インターナショナル」を立ち上げた。家に帰る余裕もない...
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- 夫の会社が倒産、背中を押されて始めた着物事業
- 2020.03.27 村上裕子さん(56歳)は26歳で結婚。専業主婦として14年間、男の子二人の子育てに奔走しながらも、何不自由なく過ごしてきた。長男の中学入学を機に40歳で着物教室の門をたたき、奥深い着物の世界に引き込...