なんとなくだるい、寝ても疲れが取れない、肩こり、頭痛……など、更年期が近づく40代半ばを過ぎると複数の不調があらわれる。日によって変化するこの時期の不調は、仕事のパフォーマンスを下げる原因になりかねない。そこで注目したいのが、臨床試験を行い、更年期の不調に対して効果を確認した漢方薬だ。
職場でも家庭でもより責任のある立場になる40代。仕事だけでなく、これからの人生を楽しく過ごすために趣味や習い事を始めたという人もいるのでは? しかし、女性は40代半ばを過ぎた頃から、めまいや肩こり、頭痛、冷え、のぼせなど様々な不調があらわれ始め、更年期の症状に悩まされる時期でもあります。時には複数の不調があらわれることもあり、これらの不調のせいで本来のパフォーマンスを発揮できないことも。
不調には個人差があるものの、更年期は誰にでも訪れます。日本女性の閉経の平均年齢は約50歳で、この前後の約10年間が「更年期」と呼ばれ、卵巣機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に減ります。しかし、脳からホルモン分泌の指令は出され続け、反応がないほど指令を繰り返してしまいます。やがて脳が混乱しホルモンバランスが崩れると、自律神経にも影響。のぼせやほてり、冷えなど、日によって違う症状が出たり、複数の不定愁訴が同時にあらわれたりするのです。更年期の女性が経験する不調は200種類以上あるといわれていて、病気といわれなくても不調の自覚症状がいくつも重なるのが特徴です。

1週間で29.2%が有効、50.0%がやや有効と感じた漢方薬
そんな更年期の辛い症状を改善するには、様々な方法がありますが、なかでも注目したいのが、体全体のバランスを整えることで不調を改善する漢方薬。効き目の感じ方は人それぞれですが、タケダの漢方薬「ルビーナ」服用の臨床試験によると、1週間で約8割が症状の改善を実感したという結果に。
この試験では医師の診断のもと、更年期障害および似た症状を示す人が「ルビーナ」を服用、1週間で29.2%の人が有効、50.0%の人がやや有効と感じたという結果に。さらに3週間服用すると18.2%の人が著効、63.6%が有効、13.6%の人がやや有効と実感しています。