宝塚歌劇団で活躍し、現在はパフォーマーや魅せ方トータルプロデューサーとして活動する真織由季さんは、はじけるような笑顔と幸せオーラが印象的です。ストレスを抱えこみ心身に不調をきたした経験を経て、人一倍健康に気を使っているという真織さん。ストレスケアカウンセラーの資格も取得しており、「現代は人間関係や将来への不安、環境や社会変化など課題が山積み。ストレスが自律神経や全身のバランスを乱し、体の健康にも悪影響を与えています」と指摘します。真織さんは、心と体の健康のバランスを保つために、「人と会って話し、良く笑うこと」を大切にしているという。

 さらに真織さんは「第二の脳」との呼ばれて注目されている腸にも着目し、漢方なども活用して体が本来持っている生きる力を高め、免疫力の向上にも努めているそう。

 そんな真織さんが、今、気になっているのが「生きた菌」です。「体内の悪玉菌を抑制する一方で、善玉菌の相対的な力を高めて、菌質の改善を行うという、いいことずくめの今話題のスーパー乳酸菌がある」という情報を得た真織さんは興味津々。「ロイテリ菌という乳酸菌をとって口の中からカラダの菌バランスを良好にすることで、全身の健康が守れるみたい。ぜひその秘密が知りたい!」と、私生活でも仲良しの歯科医・坂本紗有見先生(銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長)を訪ねました。

私生活でも仲良しの歯科医・坂本紗有見先生(銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長、左)と、宝塚歌劇団で男役として活躍し、現在はパフォーマーや魅せ方トータルプロデューサーとして活動する真織由季さん(右)
私生活でも仲良しの歯科医・坂本紗有見先生(銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長、左)と、宝塚歌劇団で男役として活躍し、現在はパフォーマーや魅せ方トータルプロデューサーとして活動する真織由季さん(右)

心身のバランスを整え、笑いで免疫力アップ

――風邪やインフルエンザをはじめとする様々なウイルス、花粉症など、1年を通して感染症やアレルギー性疾患などのリスクが増えています。お二人は、ふだんの生活で、自身や家族の健康に関してどんなことに気をつけていますか?

坂本紗有見先生(以下、敬称略) 子どもはもう大学生ですが、自分はもちろん、家族の健康にも常に気を配っています。私の仕事は当然ですが、大学生の子どもたちも授業や試験を休むことがないように、家族の食事や栄養にはかなり気を使いますね。

真織由季さん(以下、敬称略) 私はいろいろな健康法を試して、いいと感じたものを積極的に採り入れています。肥満予防もかねて糖質制限をしたり、口に入れたものは30回噛むなど食習慣は大事にしています。宝塚歌劇団時代は早起きが苦手でしたが(笑)、今は平日も休日も規則正しく、早寝早起きを心がけています。

坂本 わー、偉いわね。私はいちばん下の子が大学生になったから、早起きやお弁当作りから開放されて、とっても楽になりました! 歯科医院では院長として常に気を張っているから、家ではちょっと朝寝坊したりのんびり過ごしてバランスをとっています。

真織 頑張りすぎると疲れちゃいますものね。私も宝塚で男役のスターになったとき、ハードスケジュールに加えて周りからの評価を気にしすぎて体調を崩しました。それに、心のバランスが乱れてくると甘いものばかり食べたくなったり「これが体にいい」と分かっていても食べる気にならなかったりしますよね。いくら体が健康でもそれだけではダメで、体と心のバランスの重要性を痛感しました。先生はストレス解消のために何かなさっていますか?

坂本 穏やかな気持ちで過ごすために、家族との時間は大事にしていますね。特別なことはしていないけど、大学生の子どもたちと夜中まで他愛ないお喋りをするだけでリフレッシュできて、明日も頑張ろうという気持ちになれますから。

真織 それ、分かります! 私も人と会ったりおしゃべりしたりすると元気になります。坂本先生のような大好きな人と会って、パワーをもらうのって大切ですよね。それと、私は不安なときや辛い時でも、笑顔を忘れないように心がけています。笑うことが免疫力アップにつながると言われているので、おススメです!