ダニの季節は梅雨から夏……という“常識”は、いまやすっかり過去のもの。 住環境の進化に伴い、秋冬シーズンは人だけでなくダニにとっても「快適な季節」へと変化している。3ステップの包括的なダニ対策を実践して、秋冬のダニをしっかりケアしましょう。
人がよく触れるものほどチリダニの温床に
約30年で4倍超――戦後、住まいにおけるチリダニ数は急増している。高温多湿の梅雨時から夏に繁殖し、外気温の低下とともに死んでいくのがセオリーだったチリダニだが、アレルゲンと室内環境に詳しい白井秀治先生によると「寒く乾燥した環境では長く生きられなかったダニも、気密性や断熱性が向上し、暖かく湿気を含んだ部屋の中なら、冬場でも活動・増殖できる」という。「家の中のホコリからはチリダニやそのフン、死骸が高確率で見つかります。目に見えずともダニ汚染が進行している住まいが多いのです」(白井先生)。

住まいの中でも特に、人がよく触れるもの、布製品や毛足の長いものはダニ汚染のリスクが高い。なかでも寝具はダニのエサとなる人のフケや垢、落屑が多くあり、汗などで湿気も含むことから、ダニの活動条件が整いやすい。「冷え込む季節を前に、冬を迎えるための寝具の準備の際には、十分なダニ対策が必要」と白井先生は指摘する。

従来のダニ対策に“予防”の観点をプラス
では一体、効果的なダニ対策とはどのようなものなのだろうか。
従来の対策は「ダニを殺す」「ダニのフンや死骸を取り除く」という2点にフォーカスされていた。ダニ用くん煙剤や布団乾燥機、天日干しでダニの死滅を図り、掃除機などでしっかりと吸引して取り除く――いずれも効果的ではあるが、新たに侵入してくる「生きたダニ」へのアプローチは困難だった。どんなにダニの死骸やフンを取り除いても、新たなダニがまた寄ってきて、そこで増殖してしまう可能性がある。そこで注目したいのが「洗濯」だ。
この秋、生きたダニに焦点を当てた衣料用洗剤「アリエール ダニよけプラス」が発売された。アリエールシリーズが本来持っている高い洗浄力で、生きたダニを誘引する皮脂汚れを取り除くことに加えて、様々な日用品やジャスミンなどのアロマ精油にも含まれる「ダニよけ成分」(※1)を配合。衣服や寝具に新たにダニをよせつけにくくしてくれるのだ。

何よりうれしいのがその手軽さ。普段のお洗濯だけでダニよけ(※1)ができるから、忙しい毎日の中でも負担なく続けることができる。カーテンやソファなど、洗濯が難しいアイテムにはスプレータイプがおすすめだ。
クリーンな住環境を保つためにも、従来のダニ対策に「アリエール ダニよけプラス」で手軽にできる予防対策を組み合わせ、より包括的なダニ対策を実現しよう。
※1 屋内塵性ダニをよせつけにくくします。すべてのダニ・素材に効果があるわけではありません。洗剤は1回すすぎ洗濯時。洗剤・柔軟剤は、超薄手を除く綿素材に対してダニをよせつけにくくします。詳細はAriel.jpをご覧ください。