仕事、お金、暮らし、老後…ARIA世代が抱えるさまざまな悩み。親世代とは社会も暮らしも大きく変わっている今、もはやロールモデルは存在しません。これからどう未来を描けばいいのか。40代、50代の働く女性の悩みをARIAちゃんがお預かりして、経済評論家・勝間和代さんと一緒に考えていきます。今回は「フリーランスはどう仕事を増やすか?」というテーマです。

今月のお便り:フリーランス・Kさん(50歳)
昨年、会社を辞めてフリーランスとして仕事を始めました。現在は週3日、業務委託契約で仕事をしていますが、それ以外は単発の受注だけで、収入的に厳しいものがあります。 知り合いや登録しているエージェントなどから、打診はあるものの、なかなか仕事につながりません。空いている時間は関連するアルバイトをしていますが、本来はこの時間で本業の営業をすべきなんだよなと思いつつ、どう動いたらいいのか分からなくなっています。フリーランスで仕事を増やすにはどうすればいいですか。

収入確保のためにバイトすると営業ができなくなる

ARIAちゃん(以下、ARIA) 昨年、会社を辞めてフリーランスになったものの、仕事の増やし方に悩んでいるというお便りが届いています。収入を確保するためにバイトをすると、本業の営業ができなくなる、という非常に悩ましい状況のようです。一時的に収入が下がるのを覚悟で、営業したほうがいいんでしょうか?

勝間和代さん(以下、勝間) 業種によらず、フリーランスの人は、基本的に営業してはいけません。じゃあ、新規のお客さんはどこからやってくるかというと、前のお客さんからの紹介なんです。いい仕事をすればリピートされ、評判が口コミで広がって新規のオファーにつながるから、自ら営業する必要がなくなるのです。発注者たちは、社内や同業者間で発注先の情報をシェアしているもので、腕が良ければお薦めの発注先として評判が広がり、新規顧客の獲得につながります。

 つまり、営業は顧客がやってくれる。顧客による口コミがフリーランスにとっての営業です。そうなるためには、まず「仕事の成果が営業になる」という意識を持つこと。顧客をつかむ前にフリーになった人は営業する必要がありますが、それも最初の数回で済むはずです。

 私が好きなファミリーレストラン「サイゼリヤ」は宣伝費をかけないことで有名ですが、新規オープン店だけ地域にチラシをまき、それ以降は一切しないそうです。広告宣伝費にお金をかけるなら、一度来てもらってリピートしてもらえるように商品開発にお金をかけたほうがいい、という考え方のようです。

ARIA そうなんですね! リピートされる人になるにはどうしたら?