職場で見られる自分に自信がつく 美の3大アップデート
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ARIA読者から大反響をいただいた、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんからメイクを学び直す記事「美人さん注意! 職場で怖がられないアイラインの正解」。その続編としてお届けした「眉編」に続いて、いよいよARIAのメイク学び直し完結編として「チーク編」を今回はお届けします。ここまで覚えれば、毎日のメイクに迷うことは、もうありませんよ!
まずはこちらをご覧ください。

人前に出る機会の多い管理職ARIAが気を付けたいのは、ナチュラルを自称する“手抜きメイク”と、若い頃に覚えたテクニックそのままの“やり過ぎメイク”。「ARIA世代は、“やり過ぎ感”が出るのを恐れてチークを入れていない人が多いですね。リップの色だけで顔色を明るく見せようとしているけれど、リップは飲んだり食べたりで色が落ちることもあり、その途端に顔色が悪く見えてしまうこともあります。一方、チークをきちんと入れているのに、なんとなく老けた印象を与えているという人もかなりいます。老けて見える原因は、かつて流行した“斜めチーク”をそのまま続けているから。いずれの場合も、今っぽいチークの入れ方に変えるだけで、確実にぐんと若々しくなりますよ」(長井さん)
顔の側面に、チークを斜めに入れていない?
分かりやすい例を見てみましょう。下の2枚の写真は、モデルはもちろん、服もアクセサリーもすべて同じです。メイクだけを変えていますが、全然印象が違いますよね。
チークを入れていないARIA世代に多いのが、「頬だけ浮き上がって“おてもやん”になってしまうのがいや」という声。だからといってチークを入れないと、肌のくすみや顔色の悪さをカバーすることができず、疲れや老け感を強調してしまうことに。
「大人の顔に血色感を与えることができるコスメはチークだけです。さらに、チークには笑顔に見せて表情を明るくしたり、ハリ感を引き出して若々しく見せてくれたりと、魔法のような効果があるんですよ。苦手だからと敬遠してはもったいないです」(長井さん)
管理職ARIAが目指すべきお手本は、「イギリスのキャサリン妃。骨格がしっかりしていて意志が強そうな顔立ちをしているのに、柔らかく優しそうな印象を与えていますよね。その秘密がチークにあるんです」(長井さん)
仕上がりイメージはこんな感じです。
誰にでも似合って失敗のないチークのテクニックを、次ページからステップを追って分かりやすく紹介します。