遠く離れた実家で、父が孤独死していた――。東京でフリーランスエディターをしている如月サラさんはある日、予想もしなかった知らせを受けます。如月さんは50代独身、ひとりっ子。葬儀、実家の片付け、相続に母の遠距離介護など、ショックに立ち尽くす間もなく突如直面することになった現実をひとりで切り抜けていく日々をリアルにつづります。

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- 父の死が紡いでくれた新たな「縁」 生きてゆく力になる
- 2021.12.15 遠く離れた実家で、父が孤独死していた――。この連載では、東京でフリーランスエディターをしている如月サラさんが、突然の父の死と母の遠距離介護に向き合う日々をつづり、大きな反響を呼んできました。今回はい...
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- 私には緊急連絡先がない ひとり老いてゆく未来を考えた
- 2021.11.17 お正月が明けて間もない頃、遠く離れた実家で父がひとりで死んでいたのが見つかった。前年の夏、熱中症で倒れた母は認知症と診断され、専門病院に入院していた。ほとんど会話の通じなくなった母をわずかな時間見舞...
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- 無人の実家に通いながら考えた、これからの仕事のこと
- 2021.10.25 父が亡くなり、母は高齢者施設へ。誰もいなくなった故郷の一軒家を維持していくために東京と実家を往復する生活が始まった。そんな日々、深く考えたのが今後の仕事のことだった。
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- 「号泣するなんて恥」父の死を悲しむ自分が許せなかった
- 2021.09.27 冬、遠く離れた故郷で父がひとりで死んでいたのが見つかった。その前年の夏、熱中症で倒れて救急車で運ばれた母は認知症と診断され、専門病院に入院していた。独身でフリーランスの私は、誰に相談することもできず...
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- 住む人のいなくなった実家は驚く速さで荒れ果てていった
- 2021.08.25 冬、遠く離れた故郷で父がひとりで死んでいたのが見つかった。その前年の夏、熱中症で倒れて救急車で運ばれた母は認知症と診断され、専門病院に入院していた。母は退院したが、自ら望んで高齢者施設に入居。誰もい...
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- 父が亡くなり母は施設へ 残る無人の一軒家と維持費問題
- 2021.07.21 冬、遠く離れた故郷で父がひとりで死んでいたのが見つかった。その前年の夏、熱中症で倒れて救急車で運ばれた母は認知症と診断され、専門病院に入院していた。母には父の死を伏せていたけれど、病院から施設に移る...
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- 「ごめんねえ、お父さん」遺影を見て認知症の母は言った
- 2021.06.21 冬、遠く離れた故郷で父がひとりで死んでいたのが見つかって、慌てて帰省し葬儀と納骨を済ませ、大量に残っていたゴミを片付けた。葛藤の末、取り残された4匹の老猫を東京の狭い1LDKに引き取ることを決め、飛...
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- 父亡き後に残された老猫4匹 東京への移動大作戦を敢行
- 2021.05.24 遠く離れた故郷で父がひとりで死んでいたのが見つかって、葬儀と納骨を済ませるまであっという間の2日間。その翌日、友人たちに手伝ってもらい、実家に大量に残っていたゴミを片付けた。ゴミ袋に囲まれて暗い夜に...
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- 自室でひとり逝った父は、最期まで生きようとしていた
- 2021.04.23 冬。遠く離れた故郷で父がひとりで死んでいたのが見つかって、警察による検視と葬儀と火葬まであっという間の2日間が過ぎた。コロナ禍なのでごく少人数ではあったけれど、母方の叔父や叔母、これまでほとんど会っ...
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- ある寒い冬の日、遠く離れて暮らす父が孤独死していた
- 2021.03.25 遠く離れた実家で、父が孤独死していた――。東京でフリーランスエディターをしている如月サラさんはある日、予想もしなかった知らせを受けます。如月さんは50代独身、ひとりっ子。葬儀、実家の片付け、相続に母...