文化の花開いたルネサンス期、政治的には混迷を極めていたイタリア・フィレンツェ共和国の外交官だったニッコロ・マキャベリ(1469-1527)が残した『君主論』。マキャベリが説くのは、「非連続な時代において、国を統治する君主はどうあるべきか」。数多の企業再生・改革の修羅場をくぐり抜けてきた木村尚敬さんは、「約500年を経て色あせない普遍性があり、現代のリーダーが必読の書」と言う。令和を生きる私たちが『君主論』から学べることは何か。全3回でお届けする。

-
- リーダーの仕事は「決断」 決められる人になるには?
- 2022.06.07 最終回は、リーダーに必要とされる決断力をどう鍛えるかを考えます。君主論が説くのは「リーダーは歴史から学ぶべき」ということ。まずは成功体験を捨てることが肝要です。
-
- リーダーは嫌われて当然 目指すゴールが明確なら大丈夫
- 2022.05.10 (2)古典の名著『君主論』が説く愛されるリーダーと恐れられるリーダー。安全なのはどっち?
-
- 善良なリーダーが部下を不幸にする?『君主論』に学ぶ
- 2022.04.05 文化の花開いたルネサンス期、政治的には混迷を極めていたイタリア・フィレンツェ共和国の外交官だったマキャベリが残した『君主論』。マキャベリが説くのは、「非連続な時代において、国を統治する君主はどうある...