選び抜いたほうが、ひとつひとつを十分に味わえる
ほどほどのところで妥協せず、本当に好きなものだけを選び抜く。鈴木さんの審美眼は決して、ブレることがない。
「そこそこのものがたくさんあるより、本当に好きなものだけに絞ったほうが、ひとつひとつを十分に味わえるから結局、お得な気がします。テーブルでもランプでも、妥協してほどほどのもので済ませてしまうと、毎日ちょっとずつ、そのことに頭を悩ませることになるから。でも、本当に欲しいものがみつかれば、その時点で、私はこの先、そのお気に入りアイテムがボロボロになるまでそのことについて一切考えずにすみます。だから、その方が効率的だし、やっぱりお得なんです(笑)」
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文/砂塚美穂 写真/花井智子
鈴木裕美(すずき ゆみ)
演出家
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