女性は共感しながらお互いにつながれる
羽生 最後にお二人に、今日の感想を伺いたいと思います。牛窪さん、いかがでしたか。
牛窪 こういうイベントに、男性は集まらないんですよね。40~50代の男性は独自のスタイルがあって、例えば鉄道ファンでも「撮り鉄」「乗り鉄」って、ちょっとずつ違うので、交流すると対立もしばしば。でも、女性は共感しながら。緩くつながっていろんな人と仲良くなれるのが強みだと思います。
今日のようなイベントって必ず出会いがあると思うので、宝物を見つけて帰ってもらいたいです。メディアでも、この記事に出合ったから私の人生が変わったとか、人との接し方が変わったとか、運命的なきっかけになります。私も、日経ARIAのアンバサダーとしてお手伝いできるように頑張りたいと思います。
網野 気付きをもらったり、モチベーションが上がったり、すべて「人」からですよね。「女性とはこうあるべきだ」みたいな古い考え方が、人とのつながりの中で「単なる思い込みだったな」とか「もっと違う視点で考えればいいんだな」って発見があると思うんです。
これからの生き方や働き方を変えるきっかけが、この日経ARIAに掲載されている「人」の記事にはたくさん詰まっていると思います。今後も期待しております。
羽生 お二人ともありがとうございます。日経ARIAは記者が取材して、自分の喜怒哀楽を乗せて執筆しています。きれいごとは書きません。濃い読み物はもちろん、朝読んだら夜には生かせるような、役に立つノウハウもたくさん載せています。1行に魂を込めて書いた記事を、読者の皆さんに楽しんでいただけたらと思います。