蓋を開けてみなきゃ、人にはどんな悩みがあるのか分からない。笑顔でステキなあのARIAさんも、40~50年も生きてりゃ悩みの1つや2つありますよね。さて、今日はどんなお悩みが出てくるのでしょうか――。今回は「人生こんなハズじゃなかったのに…」と話すバツイチ、シングル女性の悩みに、タレントで茶道師範のルー大柴さんが回答してくれます。涙の最終回、ルーさんのこん身のエールを受け取ってください!

回答者:ルー大柴さん(タレント・茶道師範)
これまで、真面目すぎたのかもしれない
若い頃に思い描いていた未来予想図と現実が違う――レオさんのように、自分のライフを振り返って「これでよかったのかな」と思うこと、きっとみんな大なり小なりあるんだよね。
それで「ま、いっか」って思う人と「このままでは嫌だ」と思う人がいるとしたら、レオさんは後者なんだ。そう思うということは、夢があったということだよね。バツイチ、シングル、馬車馬、子どもができずアローン……言葉を並べると全部が悲しい響きに聞こえてくる。でもレオさん、ちょっと厳しいこと言うよ。
これまで、「真面目すぎた」んじゃないかな。「井の中のフロッグ オーシャンを知らず」なんて言うけど、今、視界が狭まりすぎているのかもしれないよね。
もう一つ、「50歳」という年齢を重く受け止めすぎないで。アメリカなんてさ、34歳の人妻の女優さんが高校生の役なんて演じるのよ。日本のように「50歳なんだ」「へぇ」なんて年齢だけで価値をとらえるのは残念なことだと思う。エイジ・イズ・ジャスト・ア・ナンバー。そう、年齢は数字でしかない。