自分の「強み」をしっかり把握していますか? そして、その強みを最大限に生かす働き方ができていますか? 先が見通しづらく、環境が変わりやすい今、大きな武器になるのは自分の強み。ただし、強みは不変的なものではありません。定期的に見つめ直し、ブラッシュアップすることが必要なのです。ではどうやって? 個人やチームの強みの見つけ方、その磨き方をお伝えします。
私の、チームの強みの見つけ方
私の、チームの強みの見つけ方
-
1「ストレングス・ファインダー」自分の強みを武器にする
-
2上司の強みが部下のプレッシャーに 資質別の注意点とは←今回はココ
-
340代からのキャリアに必要なのは棚卸し 2大ポイント
-
4本当に強いチームの共通点 リーダーが弱みを見せられる
-
5GAFA流 成果を上げるチームに必ずある心理的安全性
編集部(以下、略) 自分の「勝ちパターン」を見つけられると、どんな状況や環境でもパフォーマンスを上げられるということでしたが、どのような手順を踏んでいけば「勝ちパターン」を見つけられるのでしょうか。
古屋博子さん(以下、古屋) 私たちのようなコーチは1対1のセッションの中で一緒に「勝ちパターン」を見つけていくお手伝いをするのですが、その際に必ず聞く質問が3つあります。
まずは、子どもの頃や学生時代でもいいのですが、よくやっていた遊び、夢中になっていたものは何かということです。マグネットのように自然とひきつけられることにヒントが隠れていることがあります。
古屋博子さん
ギャラップ認定ストレングスコーチ。フラリシュ・コンサルティング代表取締役。『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』(日本経済新聞出版)の翻訳も手がける