老けないカラダをつくる食事法
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1老けない食事法 ランチにサラダチキンを食べ続けていい?←今回はココ
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2「糖質制限ダイエットは老ける」ってホントですか?
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340歳からの糖質制限 ロカボの食事、3つのルール
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4肉や魚の食べ方を間違えると「体はどんどん老けていく」
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5「ジム通いで筋トレ効果を高める」運動前後の食事法
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6「本当に体にいい」食材、科学的根拠があるのはこの5つ
疲れやすい。太りやすい。「若いころとカラダが違う」と感じるARIA世代は多いだろう。エイジングを一度意識し始めると、美容や健康への関心は高くなるもの。忙しい毎日の中でも、小さな工夫を実践している読者もいる。日経ARIAが40~50代の働く女性に実施したアンケートでも、こんな声がたくさん届いた。
「食事は野菜を中心にしたメニュー。アンチエイジングのために肉などのたんぱく質を積極的にとるように心掛けている」(44歳、製造、マーケティング)
「月に1~2回はパーソナルトレーニングを受けている」(42歳、保険、マーケティング)
「なるべく自炊。食べ過ぎないように、一日3回、野菜中心の食事を意識している」(42歳、教育、専門職)
「糖質オフ」のブームに乗って、糖質の多い米やパンなどの炭水化物を減らし、肉や魚などのたんぱく質や野菜をとるように心がけている人もいるようだ。実際、オフィス街のコンビニでよくみかけるのは、サラダチキンとサラダやお総菜を手にレジで列をつくっている女性たち。
「老けずにきれいにやせて、かつ健康的になるボディーメイクという観点では、ARIA世代に積極的にとってほしいのはたんぱく質です」というのは、女性専門のパーソナルジム「リメイク」の代表で、食事指導にも定評がある石本哲郎さん。
「ARIA世代は、加齢による自然な体の変化を感じ始める世代ですが、忙しくて朝食や昼食を抜いたり、間違った食事制限をしたりして必要な栄養が足りない状態が続くと、加齢による衰えを一気に加速させてしまうことも少なくありません。特にたんぱく質は、年を重ねて減ってきた筋肉をつくり、健康な髪や肌を維持するためにも必要な栄養素。ARIR世代の人には意識して上手にとってほしいんです」(石本さん)
摂取カロリーばかりを気にしてしまった結果、たんぱく質が足りないとどうなるのか。ARIA世代の女性たちに必要なたんぱく質の量は? どのタイミングでどうやってとるのがいい? 単に「糖質オフ」を目的にするのではなく、加齢による不足分を補うためにたんぱく質を効率よくとる方法は?
ボディーメイクの効果的な方法を見つけるため、自身のカラダを使ってコンビニ食によるダイエットなどの実験をしながら、ARIA世代の女性たちに毎日「実践アドバイス」を伝えている石本さんに、カラダづくりに欠かせないたんぱく質のとり方について具体的に聞いた。ぜひ、今日のランチから試してほしい。