管理職の「お仕事服」学び直し
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1管理職ARIA、仕事服の落とし穴 サイズ・素材・色選び←今回はココ
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2仕事が円滑に進む、好印象の仕事服は「顔タイプ」で選ぶ
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3痛くならない仕事用パンプスを靴のプロに選んでもらう
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4プロがお仕事服診断 小物プラスで着こなせない服が復活
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5スーツは月収の2割に エグゼクティブの仕事服選び
「いつも黒のスーツだけど、近寄りがたいと思われていないか?」
「周りは上手にカジュアルを取り入れているのに、崩し方が分からない」
「管理職としてふさわしいオシャレ度ってどのくらい?」
こんな疑問をお持ちの管理職ARIAもいるのではないだろうか。30~60代まで幅広い読者を持つ、ワードローブコンサルタントの輪湖もなみさんの元に相談に訪れるARIA世代にも、「きちんと服は分かるけれど、カジュアルの取り入れ方がわからない」という悩みが圧倒的。そこには、職場服のカジュアル化の波があると、輪湖さんは言う。
「昔はキリッとしたジャケットで武装して、バリバリ働くのが女性管理職のあるべき姿でしたが、最近はもっとカジュアルな服装で働いている人が増えて、デニムOKの職場すらありますよね。でも、急に『着崩して』と言われても、どうしたらいいか分からないという人が本当に多いんです」
管理職ARIAはキャリアを積んできて、仕事上の実績や信頼があるのは周囲も承知のこと。必要なのは貫禄や威圧感ではなく、「親しみやすさ」と「その人らしさ」を取り入れたファッションだそう。
そして、職場で特に気になるのが、女性の部下の視線。「確かに仕事はできるけど、ああいう風にはなりたくないよね」とは言われたくないはず。世代を超えて上手に仕事を回したいし、できれば憧れられるような存在になりたいのが本音ではないだろうか?
そこで、管理職ARIAが気を付けるべき8の落とし穴を輪湖さんがピックアップ、その対応策もアドバイスする。気になるポイントをチェックして、今一度、お仕事服の学び直しを始めてみよう。

