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財布に収まる1枚のクレジットカード。若い頃に、銀行の窓口や百貨店の店頭で薦められるままに加入し、惰性で使い続けている人も多いはず。もう長い付き合いかもしれないけれど、あなたとの相性はいいだろうか。
買い物をするたびにたまるポイントはいつの間にか期限が切れていたり、さまざまな付帯サービスは一度も使ったことがなかったり……。それでも、数千円の年会費を払い続ける価値はあるのか。メリットを感じないなら、新しいカードに乗り換えたほうがいい。
では、ARIA世代にはどんなカードが合うのか。本題に入る前に、一般に多くの人が使っていて満足度が高いカードを紹介したい。日本生産性本部が実施している顧客満足度調査の結果を、評価が高い順にランキングしたのが下図だ。
楽天カードなどネット通販系が満足度の上位に
ベスト5のうち、1位と3位にはネット通販系の「楽天カード」と「Yahoo! JAPAN(ヤフー)カード」が入った。いずれも一般カードは年会費が無料で、還元率は1%(*1)。楽天は楽天スーパーポイント、ヤフーはTポイントという、コンビニなどでも幅広く利用できる共通ポイントが付与される。
2位と5位には航空会社系の「JALカード」「ANAカード」がランクイン。一般カードの年会費はいずれも初年度は無料、2年目以降は2200円(税込)だ。どちらも還元率は0.5%で、JALカードはカードの利用でJALマイレージがたまる。また、ANAカードではたまるのは発行会社のポイントで、それをANAのマイレージなどに交換できる。たまったマイレージは、それぞれ自社の航空券などに替えられる。
そして4位に入ったのは、流通系の「イオンカードセレクト」。還元率は基本0.5%だが、イオン系列店で利用すると1%、さらに毎月10日は2.5%に上がる。毎月20日と30日は買い物代金が5%オフになる。カードの利用では独自の「ときめきポイント」が付与され、同社の電子マネー、WAONポイントなどに交換できる。
このように、クレジットカードは発行会社によって、さまざまな特徴がある。約80枚のカードを所有し、クレジットカードとポイントに詳しいポイ探社長・菊地崇仁さんにARIA世代にぴったりの1枚を聞いた。