昨年、個人事務所を設立。2021年6月23日~27日にはエンタテインメントショー『SHOWTIME(ショータイム)』で、城田優さんと初の共同プロデュースに挑戦する米倉涼子さん。10月からは『ドクターX』の新シリーズの放送も決定した。そんな常に新しいことに挑戦し続ける米倉さんの、軸を支える体づくり、そしてこれからの挑戦とは——。『日経ヘルス2021年夏号』の表紙インタビューに収まらなかったお話も余すところなくお届けします。

目指すのは「場面に合わせて臨機応変に軸を整えられる体」

 ドラマに舞台、CM、ファッション誌……と幅広いフィールドで活躍を続ける米倉涼子さん。それだけに、“体の使い方”や“体づくり”は、その都度異なってくる。例えば3年前から習い始めたアルゼンチンタンゴでは、「体の軸をより意識するようになった」そう。

「今日のような撮影では、ヒールを履いて脚を長く見せるためのポーズを取るけど、本来の重心とは逆なんですよね。そのせいか、撮影の後にタンゴのレッスンへ行くと体幹がずれているのがわかるんです。ちゃんと踊っているつもりでも、いつの間にか曲がってしまったりして……。それに、子どものころから習ってきたクラシックバレエでは、頭を天井から引っ張られるようなイメージで重心を上にするんですけど、タンゴは逆。自分の重心がどこにあるか意識しながら、しっかり床を感じる必要があるんです。自分では軸をつくっているつもりでも、ゆっくり歩くとぐらついたりするので、これからも“軸探し”は続くんでしょうね。理想はダンス、お芝居、撮影……と求められる動きに合わせて、臨機応変に軸を整えられる体です

 ベストな仕事をするためにも、自分の体をコントロールしたい。その気持ちは年々強くなってきたと話す。

「年を重ねると、今までのようにずっと元気ではいられない。私の場合は、ずっとガムシャラに頑張ってきたので、そのガムシャラ具合をちょっと落として(笑)、メンテナンスにもしっかり時間をかけていきたいですね