10月スタートのテレビドラマ『日本沈没−希望のひと−』で、2年ぶりの連続ドラマへチャレンジした杏さん。撮影現場でも今まで以上に健康管理が求められるなか、意識したのは「温活」。今年35歳を迎えたのを機に、パーソナルトレーニングに取り組むなどエクササイズ習慣も見直し、健康的な日々を送っているという杏さん。9月14日発売の『日経ヘルス秋号』から、インタビューをお届けします。
35歳になって、エクササイズ習慣を見直した
「これからトレーニングなんです」とトレーニングウェア姿で登場した杏さん。
「今年で35歳になって、急に代謝が悪くなったのを実感して。散歩や子どもとの遊びだけでは運動が足りなくなって、積極的に有酸素運動と筋トレを取り入れるように」。週1回のパーソナルトレーニングでは筋トレに加えてボールを使ったエクササイズもしている。
「ランダムに落ちてくるボールを手で受け止めるのですが、瞬発力が鍛えられます(笑)。トレーニングのない日は、家でエクササイズゲームの『リングフィットアドベンチャー』と『フィットボクシング』で汗を流します」。
ドラマの現場でも“温活”を意識
10月から始まる『日本沈没-希望のひと-』では、約2年ぶりの連ドラに挑戦。
「長期にわたる撮影では、体調を崩さないよう“温活”を意識。エキナセアのハーブティーや、ショウガやネギを入れたスープを保温ジャーで持参していました。1年を通じて体が冷えないように気を付けていて、夏も生足で過ごすことはほとんどありません」。
小松左京によるSF小説を映像化した本作は、2023年の東京を舞台に、今の環境問題や社会情勢が盛り込まれているのも見どころ。杏さんは、週刊誌の記者・椎名実梨を演じている。
「スクープを狙って情報を集める中、小栗旬さん演じる環境省官僚と知り合い、大きな秘密を知ってしまう。政府側の人間ではない分、大きな危機に直面したときの葛藤など、視聴者に近い目線の役柄になっています」。
杏さん自身も、撮影をきっかけに防災用品の確認をしたり、もし“沈没”という事態になったらどう行動すべきか……を考えるように。
「現実でも経験したことのない非日常が起きている中で、あらためて日常を見直してみようと思える作品です」。