2023年1月公開の映画『レジェンド&バタフライ』で、木村拓哉さん扮する織田信長の妻、濃姫を演じる綾瀬はるかさん。久しぶりの乗馬や殺陣もこなす強い体幹の秘訣は、意外にも“足裏”にあるのだという。作品が一段落し、久々の休暇を満喫中の綾瀬さん。12月13日発売の『日経ヘルス2023冬号』の表紙インタビューでのお話をお届けします。
ハードな筋トレの代わりに散歩やストレッチで体をほぐす
決して無理をせず、ストレスなく続けられることを重視する綾瀬はるかさん。この数年は役作りで必要なときだけ鍛え、それ以外の時期は「散歩やストレッチをするだけ」という。
アクション映画の撮影中はジムで運動して、家に帰っても筋トレしていたほど。「でもハードに運動するのも活性酸素がたまってよくないと聞いて。日常の中で体を動かすだけで十分と考えるようになりました。ちなみに祖母は95歳ですが、毎朝メイクしながら開脚したり、歯磨きしながら足踏みしたり、隙あらば体を動かしていて。私も見習おうと思っています」。
何歳になっても健康な体を維持するために重視しているのが、体を柔らかく保つストレッチ。
「体幹トレーニングに目が向きがちだけど、実は“足裏”を柔らかくしておくことが大事。足裏で地面をしっかりつかめるようになると自然と体幹も整い、押されても倒れなくなります」
“動ける足裏”を作ることで 自然と体幹も整う
2023年1月公開の映画『レジェンド&バタフライ』でも、日ごろの体作りの成果が発揮された。
「乗馬や殺陣は久しぶり。それなのに最初のシーンが馬で全力疾走するシーンで(笑)。落馬しないように! と必死でしたが、すぐに感覚を取り戻せました」
映画は、織田信長と妻・濃姫を描いた歴史ドラマ。綾瀬さんは天下統一に向けて信長を鼓舞し、ともに戦略を練る濃姫を演じる。
「濃姫は聡明で武道にも長け、何でも完璧にこなす女性。最初は信長のことを見くびっていて、隙あらば首をかき切ってやろうと企んでいるけど、徐々に絆が芽生えていく。その変化を大切に演じました」
綾瀬はるかさんが表紙の『日経ヘルス2023冬号』は、「足腰から手、脳まで…一生使えるカラダのつくり方」を大特集。特別付録(52P)「いたわり漢方ダイアリー2023」。「台湾式豆乳スープダイエット」「冬から春の敏感肌ケア」「CBDの真実」など多彩なラインアップ。