【動画】毎日が「ジェンダー平等の日」であるべきだ

ペールエリック・ヘーグベリさん(以下、ヘーグベリさん) 3月8日、国際女性デー! 世界中の女性を祝う、なんと素晴らしい機会なのでしょうか。

 でも、私はこの日に反対です。国際女性デーが好きではないのです。

 私の名は、ペールエリック・ヘーグベリ。駐日スウェーデン大使です。なぜ私は国際女性デーに反対するのでしょうか。

 少しお考えいただければ、それほど難しいことではありません。

 女性はまだ、政治においても、ビジネスにおいても、(男性と)同じ可能性を持ち得ていません。女性はまだ、同じ仕事をしても、(男性と)同じ給料を得られていないのです。女性にはまだ、男性と同じキャリアの機会もありません。そして、女性はまだ、世界のどの国においても、ほとんどの家事を担っているのです。

 私にとって、そしてスウェーデン政府にとって、「ジェンダー平等」は年間を通じて、毎日、非常に重要な問題であり続けています。(女性の)権利や資源、代表に関する問題です。

 もちろん、歴史の中で、女性のさらなる権利獲得の可能性を広げるために、多大な努力をしてきた素晴らしい女性や男性の存在を忘れてはいけません。しかし、油断はできないのです。女性の権利や役割、ジェンダー平等に関して、1年のうちたった1日しか考えないというのでは不十分です。私たちは、1年間、365日、常にジェンダー平等の実現に向けて取り組みを続けていかなければいけないのです。

 ですから、言わせてください。毎日が「ジェンダー平等の日」でなくてはいけない、と。

訳・構成/小田舞子(日経xwoman)

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