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働く女性2482人のキャリア意識調査

先輩はロールモデルでない 20代が幸せに働ける組織は

働く女性2482人調査【5】柔軟な働き方と、自信を生み出す「一皮むける経験」によって、より成長が促される

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日経xwomanでは2021年10~11月に、「女性の働き方(キャリア)意識調査」を実施。2482人から得た回答を基に、女性のキャリア継続や管理職登用への課題を分析します。今回は、アンケート結果を年代別に分析。20代に多く見られた回答などから、20代のキャリア意識の特徴を紹介します。

記事中の図版はすべて日経xwoman「女性の働き方(キャリア)意識調査」出典。四捨五入の都合上、グラフの合計が100%になっていない場合があります。なお、実際には同じ年代にも多様な人がおり、記事で紹介する内容がすべての20代に当てはまるわけではありません。

 1990年代後半から2000年代初頭に生まれた「Z世代」を含む20代。日経xwomanが行った「女性の働き方(キャリア)意識調査」において、他の年代とは異なる傾向が見られた。20代の回答者は91人、未婚者が69人(75.8%)を占め、子どもを持つ人は5人(5.5%)だった。

 アンケートではまず、「あなたはできるだけ長く働いてキャリアを継続したいと思いますか?」と質問。20代で「はい」と答えた人の割合は68.1%だった。各年代の母数が大きく異なるため参考値となるが、他の年代と比べて最も低かった。「分からない」と答えた人の割合は22%で、「いいえ」は9.9%だった。

n=2482。内訳は20代91人、30代556人、40代1096人、50代676人。60代以上63人の結果は図版から省略(以下同じ)
n=2482。内訳は20代91人、30代556人、40代1096人、50代676人。60代以上63人の結果は図版から省略(以下同じ)

 「長く働きたい」と答えた人は他の年代よりも少ないものの、仕事に対する意欲が低いというわけではない。次のページから見ていこう。

※アンケート回答者の概要は記事1本目「『多様性ゼロ組織』と回答した5割が、転職・独立したい」を参照してください。

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