コロナ下で長引くマスク生活。ふと、マスクを外したときに自分の顔色を見て、驚いたことはありませんか? どんより疲れた印象だったり、生気がなかったりするのは「くすみ」によるものかもしれません。ただ、一言に「くすみ」といっても、その原因も違えば対処法も違います。「いっそマスクで隠しておきたい」となる前にしっかりケアをしましょう。
くすみのタイプには5種類も 原因を見極めたケアが効果的
みなさん、こんにちは。
コスメコンシェルジュの小西さやかです。
コロナ下で長引くマスク生活ですが、ときどき「マスクをしているほうが気分的にラク」「肌のトラブルやコンプレックスを隠せる」という声を聞くこともあります。確かに肌の調子がよくないときに、マスクは便利かもしれませんね。
ただその半面、マスクを外したときに、自分の顔色の悪さに驚いたことはありませんか? 何だか疲れて見える、顔全体がどんよりしている……というときは「くすみ」が原因かもしれません。
前回の記事で紹介した「クマ」は目元のみのトラブルであるのに対して、くすみは顔全体に広がるタイプもあるので厄介です。しかも、その原因は複数存在します。
私たちの肌の色は皮膚を構成する乳白色の「真皮」と半透明の「表皮」、さらに表皮に含まれるメラニンや真皮の毛細血管を流れる血液の色などが混ざり合って成り立っています。それぞれが健やかな状態であれば問題ありませんが、老化や肌荒れで角層が厚くなったり、メラニンが排出されずに黒ずんだりすると、くすみが起こります。
くすみには大きく分けて5タイプあります。
●乾燥型
●血行不良型
●糖化型
●メラニン型
順を追って、自分がどのタイプに当てはまるかチェックしてみましょう。