第2段階 笑っても、怒ってもできてしまう表情じわ

 笑ったときの目尻や口元、怒ったときの眉間や額――と顔の筋肉を動かすことによってできるのが「表情じわ」。同じ表情を繰り返すことで表情筋が縮まり、しわができるのが原因です。

 笑ったときの目尻のしわはチャーミングだと思いますが、表情じわが気になる人はマッサージをして表情筋の緊張を緩めましょう。

 マッサージをするときは
1 美容液を指にとり、表情じわに塗ります。
2 しわに対して垂直に指を動かしてマッサージし、筋肉のこわばりをとります。例えば眉間なら、両手の薬指で眉間じわをはさみ、下から上に、上から下に、S字を描くようにマッサージ。額なら、垂直に下から上に指を引き上げるようにしてマッサージをすると効果的です。

 メイクはやはりファンデーションの厚塗りは避け、肌の色よりも明るいコンシーラーをしわの上に置きます。そして、しわをまたぐようにコンシーラーをのばして、ぼかしましょう。コンシーラーは固形の硬いタイプだとしわが目立ってしまうので、筆ペンタイプやボトルに入った液状タイプがおすすめです。

●表情じわ
[原因]同じ表情を繰り返すことで、表情筋が縮まり、しわになる
[見分け方]目元や口元、額などいつも同じ部分に現れる
[効果的な成分]緊張緩和作用のある蛇毒類似物質、ボトックス類似物質など
[時短メイク&スキンケア]マッサージで表情筋を緩めつつ、緊張緩和作用のあるコスメも取り入れるといい。コスメで対処しきれない場合は、ボトックス注射も有効。ファンデーションの厚塗りは避け、肌よりも明るい色のコンシーラーでカバーを
しわ・たるみが現れやすい場所。いつも同じ表情をして、表情筋が縮まると表情じわの原因に
しわ・たるみが現れやすい場所。いつも同じ表情をして、表情筋が縮まると表情じわの原因に

第3段階 表情を変えなくても常にあるのが「深いしわ」

 第1段階の「乾燥による小じわ」に加え、加齢や紫外線などの影響で肌内部のコラーゲン繊維やエラスチン繊維がダメージを受けて弾力が失われると、いつも顔の上に「深いしわ」が刻まれるようになってしまいます。

 改善するには肌内部のコラーゲン繊維やエラスチン繊維を修復するのが鍵となるので、レチノールやペプチド、幹細胞培養エキスなどが入ったコスメを使いましょう。塗るときは2本の指でしわをピンと伸ばし、しわの奥まで成分が行き届くように優しく塗るのもポイントです。

 ただ、正直なところ化粧品だけでは限界があります。悩みが深刻な場合は、メリット・デメリット、注意点などを理解した上で、ヒアルロン酸の注入やレーザー治療を考えてもいいと思います。

●深いしわ(真皮性のしわ)
[原因]肌内部のコラーゲン繊維、エラスチン繊維などがダメージを受け、弾力や柔軟性を失っているために起こる
[見分け方]目尻、口元、眉間、額にできやすい
[効果的な成分]コラーゲン繊維、エラスチン繊維の修復に働きかけるレチノール、ペプチド、幹細胞培養エキスなど
[時短メイク&スキンケア]有効成分の入ったコスメをしわの奥まで届くように塗り込む。化粧品に限界を感じる場合はレーザー治療、ボトックス注射、ヒアルロン酸注入という選択肢も。メイクはファンデーションの厚塗りで隠さず、下地+コンシーラー+パウダーでカバーするのも一手