乾燥による小じわ、笑うと目尻や口元にできる表情じわなど「しわ」には種類があり、進行すると化粧品だけでは対処しづらくなります。日ごろからしておくべきケアについて、コスメコンシェルジュの小西さやかさんに聞きました。
段階が進むと、化粧品だけでは改善が難しい場合も
皆さん、こんにちは。コスメコンシェルジュの小西さやかです。
一度、自分の顔に見つけてしまうと気になって仕方がない、笑うと余計に深くなりそうで何だか表情までぎこちなくなってしまう――そんな悩ましい存在が「しわ」ではないでしょうか。
しわは加齢のサインだと思われがちですが、乾燥による「小じわ(表皮性のしわ)」は年齢に関係なく現れます。
乾燥による「小じわ」が第1段階だとしたら、目尻や口元にできる「表情じわ」は第2段階。その表情じわがくっきり刻まれたままになると第3段階の「深いしわ(真皮性のしわ)」に。そして、しわに筋肉の衰えが重なった「たるみ」は最終段階です。特に今はコロナ下のマスク生活で顔を覆い、表情筋を動かすことが少なくなり、「マスクだるみ」が加速しやすくなっているので注意が必要です。
しわもたるみも段階が進むと化粧品だけでは対処できず、リフトアップなどの美容整形が必要になるケースもあります。なるべく進行を遅らせるため、日ごろからしっかりとケアをしましょう。
まずは段階別の原因と、ケアについて紹介します。