にきびは白・黒・赤・黄と悪化する 自分で対処できるのは白・黒にきびまで

 予防していてもにきびができ、「最初はプツッと小さな白にきびだったのに、治らないまま悪化してしまった」という経験はありませんか? 次は「にきびの段階」について見てみましょう。

にきびの種類と段階。黄にきびが悪化するとにきび跡が残るクレーターになる。炎症を起こしている赤にきび以上は皮膚科を受診したほうがいい(図版はPIXTA)
にきびの種類と段階。黄にきびが悪化するとにきび跡が残るクレーターになる。炎症を起こしている赤にきび以上は皮膚科を受診したほうがいい(図版はPIXTA)
■第1段階 白にきび・黒にきび
[原因]毛穴の出口部分がふさがって皮脂がたまり、アクネ菌が増えた状態。たまった皮脂の表面が酸化すると、黒にきびになる
[見分け方]手で触れると、皮脂がたまった部分にざらつきを感じる
[効果的な製品]AHAやサリチル酸などが配合されたピーリング剤などの角質ケア化粧品
[スキンケア]毛穴の詰まりを防ぐため、角質柔軟・抗炎症・殺菌効果のあるスキンケア商品が効果的。毛穴の詰まりや角栓が気になる部分には、綿棒などでAHAやサリチル酸の入ったピーリング剤を塗るといい

■第2段階 赤にきび・黄にきび
[原因]毛穴内に炎症が起こり、毛穴周りが赤く腫れる。毛穴の中や周りに白血球が集まり、アクネ菌を攻撃している状態
[見分け方]毛穴の周りが赤く腫れている。さらに悪化してうみを持つと「黄にきび」となる
[効果的な製品]抗炎症・殺菌効果のあるスキンケア商品
[スキンケア]赤にきび・黄にきびの状態になると自己判断でケアを行うよりも、皮膚科に相談を。自宅ではなるべく触らず、やさしく洗顔して肌を清潔に保つ。洗いすぎや刺激には注意!

■第3段階 クレーター
[原因]毛穴内の炎症が進むと、毛穴の壁が壊れ、穴が広がる
[見分け方]毛穴がクレーター状にへこんで、跡が残っている
[効果的なケア]医療機関でのケミカルピーリングやレチノイン酸の塗り薬
[スキンケア]化粧品では限界があるため、医療機関でのケミカルピーリングやレチノイン酸などの塗り薬、レーザー治療で皮膚のターンオーバーを促すといい。ただし、敏感肌や炎症を起こしやすい人には不向きなため、医療機関でよく相談を

 このように悪化するにつれ、大きく、治りにくくなるのが、にきびの厄介なところです。また、ピーリングなど、自分で対処ができるのは「白にきび・黒にきび」までです。それ以上のにきびになり、治るのに時間がかかると跡が残りやすくなるため、自己判断は危険です。特にいつまでも治らない、にきびが慢性化している、ひどい炎症や化膿(かのう)が見られる場合は、迷わず皮膚科を受診しましょう。飲み薬や治療薬などの効果的な処置で改善する場合があります。

 予防に力を入れ、できてしまったら跡を残さないように注意する。これこそ、にきびケアのポイントです。