社会が変わりつつある中、住まいの新しいあり方を考える本特集。第4回のテーマは「ホテル暮らし」です。新型コロナウイルスの感染拡大により働き方や旅行の楽しみ方が変化したことで、ホテルを「泊まる場所」ではなく、「暮らす場所」とする提案も増えてきました。様々なホテルが通常の宿泊よりリーズナブルに泊まれる「長期滞在型プラン」を打ち出しており、その中には憧れの高級ホテルも。とはいえ、普段の生活から急に切り替えるのは勇気がいるもの。ホテル暮らしをしている2人に宿泊先の選び方や便利アイテムなど、実践するためのライフハックを教えてもらいました。

1人目 小林宥太さん(28歳/会社員)
※2021年3月にケガをして一時的に実家へ帰省。6月からホテル暮らしを再開している

2人目 ちづこさん(仮名)(30代/会社員)

きっかけはGo Toトラベル。停止後もクーポンを使ってお得に宿泊

 1人目は人材事業を展開するディップで会社員として働く小林宥太さん。2020年に会社でテレワークが推奨されるようになったものの、自宅では仕事に集中できずモヤモヤとする日々が続いていた。そんな折、観たい映画のチケットがレイトショーしか取れなかったため、当時始まったばかりのGo To トラベルを使ってみることに。仕事も兼ねて映画館の近くにあるホテルに宿泊したところ、このスタイルが意外とフィットする。

 「お得に宿泊できるのはもちろん、Wi-Fiが完備され作業机も広かったので、自宅より仕事がはかどったんです。試しにいろんなところへ泊まってみて、この生活が続けられそうと判断し、2020年12月にホテル暮らしへ移行しました」

 現在Go Toトラベルは停止しているが、各宿泊予約サイトを使いこなしリーズナブルに宿泊している。

 「ラグジュアリーホテルに泊まりたいときは、質のいいところが掲載されていてクーポンの多い『Relux(リラックス)』を利用しています。1カ月以上の長期滞在をするときに使っているのは、サブスクリプション住居サービスの『unito(ユニット)』。外泊した日数分を割引できるリレントという機能がある料金体系のため、友達の家に泊まったり実家で過ごしたりする帰らない日の分は家賃が低くなるのがうれしいポイントです(※)

 ※unitoについては、第3回の記事「賃貸でも購入でもない。斬新な住まいサービスが急増中!」も参照

 宿泊先選びは宿泊予約サイトの内容を参考にしつつ、TwitterやYouTubeでも情報収集している。

 「Twitterではクーポン情報を紹介しているアカウントをリスト化してチェックするようにしています。YouTubeでは『Robbie Lounge』『泊レポ』というチャンネルがおすすめ。すてきなホテルを紹介しているチャンネルは多くあるのですが、この2つは具体的にリポートしているので、泊まるイメージが湧きやすいんです」