6人へのインタビューも

 また、第2章では、キーパーソン6人(スプツニ子!さん、出口治明さん、及川美紀さん、杉山文野さん、野田聖子さん、青野慶久さん)に駄言についてインタビューした内容も紹介します。第3章では、それらを基に駄言との向き合い方を考察します。

 さまざまな角度から駄言について考えるこの本は、駄言を言われた人だけでなく、駄言を言ってしまった人や、言っていないか心配な人にも役立つ一冊になるはずです。

 なぜなら駄言は、無意識の思い込みによって生まれる言葉。発言した本人に悪気はなく、むしろその場の空気を明るくするためだったり、相手のためによかれと思って言ったことが駄言になってしまうことが多いのです。

悪いのは駄言を口にした「人」ではない……

 悪いのは人ではなく、育ってきた環境や教育などによって植えつけられたステレオタイプ。世の中の常識や価値観が時代とともにどう変化しているのかを知り、自分も変わろうという意思を持つことさえできれば、駄言を言ってしまう可能性は一気に下がると思います。

 ぜひ、この『#駄言辞典』を友人・知人・家族・同僚など、皆さんで読んでください。たくさんの人の理解が深まれば、ステレオタイプに縛られない、一人ひとりの自分らしさが尊重される社会に近付くはずです。そしていつか、この『#駄言辞典』が必要なくなり、絶版となることが私たちの目標です。


 駄言やエピソードの投稿サイトは現在も公開中。皆さんが言われた駄言や耳にした駄言を、エピソードとともに、ぜひご投稿ください。ツイッターでも「#駄言辞典」を付けて投稿してください。『#駄言辞典』をコミュニケーションのきっかけにして、皆さんの力で古い固定観念に揺さぶりをかけ、ステレオタイプを覆していきましょう。

『#駄言辞典』サイト

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構成/小田舞子(日経xwoman編集部)