候補者選びは密室で、その基準は…

徳永 国会議員には地元の選挙区があり、誰を党の公認とするかは地元の県連が決めます。キーマンとなるのは3人で、県連の代表と選対委員長と幹事長。大体男性が占めています。その3人が密室で候補者を決めて、決まってからみんなに知らせるんですね。

 どんな基準で候補者を選んでいるかというと、現職の国会議員の場合だったら活動実績を重視して選んでほしいのに、実際には「地元のイベントにどのくらい足を運んだか」とか「自分の顔を立てなかった」などで判断されたりする。それでは透明性がなさすぎますし、女性候補者を擁立するのは難しいままです。最終的には3人で決めるにしても、女性も含めた所属議員に広く意見を聞いて決める、という体制にしてほしいと考えています。

―― 県連を動かすために、何か働きかけをしていますか?

徳永 22年1月25日に、各県連・各総支部に、ジェンダー平等推進の担当者を決めてくれとお願いしました。担当は必ず2人で女性と男性、もしくは性的マイノリティーの議員に1人入ってもらう。その2人が党本部のジェンダー平等推進本部と常に連絡を取り合っていくという関係性をつくる。選挙が行われるときには、県連の選対委員長もしくは選対副委員長、このどちらかを必ず女性にする。そういう取り組みを求める書面を送りました。

立憲民主党の泉代表、西村智奈美幹事長、徳永ジェンダー平等推進本部長の連名で22年1月25日に各都道府県連と各総支部に送った文書。ジェンダー平等推進のために、担当者を定めることなどを求めている
立憲民主党の泉代表、西村智奈美幹事長、徳永ジェンダー平等推進本部長の連名で22年1月25日に各都道府県連と各総支部に送った文書。ジェンダー平等推進のために、担当者を定めることなどを求めている

徳永 進捗状況は今後チェックしていきます。これから取り組むべき政策、体制づくりの進捗状況を確認しながら、できない場合は、なぜできないのかと理由を聞き、問題を解決するために我々が県連に乗り込んでいって話をつける。そこまでやって変えていかないといけないと考えています。

―― 今夏の参議院議員選挙では、女性候補者を増やす取り組みが見えるようになりますか?