シリコンバレーのGoogle本社社員のリクエストから生まれたというエクササイズ「globody(グローボディ)」。開発者は日本人女性トレーナーで、最先端企業のエグゼクティブをクライアントに持つフィットネストレーナー。1つの動きに、有酸素運動と筋トレ、ストレッチの要素をギュギュッと詰めているのに、1メニューたった3分ほど! しかも爽快感も格別です。ぜひチャレンジしてください。

・米・Google本社社員も実践!超絶効率エクササイズ【1】←今回はココ
・話題のglobodyで、二の腕とウエストを引き締める【2】

ピラティスがベースで、“体幹を鍛えながらボディメイク”もできる

 世界的IT企業であるGoogleの米国本社には、社員に運動指導するトレーナーがいる。その中で、上層部に指導するエクゼクティブトレーナーを務めるのがSayaさんだ。

 「5年前にグーグラー(グーグル社員のこと)から、強度が高くて短時間で効率よく鍛えられるプログラムを作って欲しい、とリクエストされて『globody』を考案。体幹を鍛えながらボディメイクもできるピラティスをベースに、有酸素運動と筋トレ、ストレッチの3つの要素を盛り込みました

 例えば、筋トレの王様「スクワット」もglobody式だと、次のページで紹介する5つの構成になる。詳しくは次ページから紹介するが、まず、プロセス2では両腕を大きく上げ下げしながらテンポ良くお尻を上下させる。「心拍数と体温が上がりやすく、有酸素運動の効果を得られる」とSayaさん。

 さらに、プロセス3の筋トレパートでは、両腕を上げた状態で、お尻を低い位置で小さくバウンドする。「両腕を上げたままだから、体勢が不安定になりやすく、自然とバランスをとろうとして体幹も鍛えられる」。

 そしてプロセス4のキープでは、下半身の筋肉に追い込みをかける。仕上げはストレッチだ。負荷をかけた筋肉をしっかり伸ばす。

 globodyはほぼすべて同じ構成で、3分前後という短時間で効率よく鍛えられる。

 「負荷が高い運動を断続的に繰り返すHIIT(ヒート)とピラティスの間に位置づけられるようなエクササイズと考えてもらうといい。朝や午前中に行うと日中代謝がいい状態を保ちやすい。メニューを2つくらい行うのが理想的」。gloはグローバルと、輝くという意味のglowに由来。グーグラーからは「ポジティブになる」という声も多いそう。ぜひ、朝の習慣に加えよう!今回はメニューを1つ紹介し、第2回ではメニューを2つ紹介する。