シェーディングで小顔に、輪郭をシャープに

 年齢を重ねると、たるみのせいでフェイスラインがぼやけたり、もったりとしてくる。そんな人は、シェーディングの使い方を覚えておこう(テクニック5)。長井流のシェーディングの技が「かっくんサササ」。小顔に見せたり、輪郭をシャープに見せたりする効果がある。

【テクニック5】シェーディングで小顔に、顔の輪郭をシャープに
「ほ」の口で「かっくんサササ」
「ほ」の口で「かっくんサササ」
ブラシで、シェーディングパウダーを取り、一度手の甲で払って粉を薄くする。そのブラシを、肌に立てるようにして、耳の穴の横に置く。写真のように「ほ」の口をし、そこから斜め下の、奥歯あたりまで下ろしていく。そしてブラシを垂直に下ろす。縁取った外側、エラ部分をサササと埋める。これを粉をつけ足さずに5回ほど繰り返す

 「用意するのはシェーディングパウダーですが、マットな茶色のパウダーなら、なんでもOKです。マットな茶色のアイシャドウでも代用できます。これを、ブラシに取ってから一度払います。そして、顔は『ほ』の口をした状態にします。こうすると、パウダーを入れる位置がしっかりとわかるんです。耳の前から、奥歯あたりまで斜めに入れ、かっくんと下げ、あとはサササと顔の外側を塗るのを5回ほど繰り返します

 一度聞けば、これなら解説を見なくてもすぐ覚えられるはず。こんなふうにシェーディングを入れるだけで、顔の輪郭が引き締まった印象になる。