年齢のわりにたるみ知らずの人は、首がすーっと伸びていると思いませんか?耳の後ろから鎖骨につながる「胸鎖乳突筋」。ここをほぐして鍛えることで、ほうれい線が薄くなり、フェイスラインがスッキリすると話題です。首からの小顔計画、ご紹介します。今回は後編です。

胸鎖乳突筋トレで小顔計画
・首が硬いと顔のたるみにつながる?カギは胸鎖乳突筋
・フェイスラインも首こりもスッキリ 胸鎖乳突筋の整え方 ←今回はココ

 横を向いたときに、くっきりと浮き出た首の筋肉、胸鎖乳突筋。最近、ここをほぐして鍛えることで顔のたるみ改善に役立つと話題だ。

 フィットネストレーナーであり、小顔サロンも経営する森拓郎さんは、胸鎖乳突筋をケアすることで5つのメリットがあるという。

胸鎖乳突筋をケアするとメリットがたくさん!

メリット1)リフトアップ

頭が正しい位置になることで、顔まわりのたるんだ皮膚が上に引き上げられる

メリット2)顔のむくみ改善

さすることで、耳の下のリンパや、血液の流れがよくなり、フェイスラインがスッキリ

メリット3)首のシワができにくくなる

首が伸びることでたるんだ皮膚が伸ばされ、シワができにくくなる

メリット4)首・肩こりの軽減

前に出ていた首が後ろに引けると、頭の重みで引っ張られた筋肉がゆるんで、首や肩こりが軽減

メリット5)緊張性頭痛の緩和

首まわりの筋肉をゆるめることで、緊張性頭痛の原因となる血管の圧迫を防ぐ

「さする、伸ばす、ひねる」胸鎖乳突筋トレ

 では早速、胸鎖乳突筋を整えるエクササイズをやってみよう。「さする」「伸ばす」を経てから「ひねる」3ステップだ。

「胸鎖乳突筋を鍛えるには、頭をひねりながら後ろに持っていき、頭の重さを負荷にしておじぎをするという動作を繰り返します。そのためには、頭をちゃんと後ろまで持っていける状態をつくれることが重要なポイント。ただ、胸鎖乳突筋が硬くなっている場合、いきなりはできません。だから、最初にしっかりほぐしてストレッチすることが大切です」と森さん。