トップはボリュームダウン、顔まわりの髪にはツヤがなくなり、毛先はパサパサ……。そんな悩みを解決する最新のスタイリング剤の選び方と上手に仕上げるコツを、ヘアメイクアップアーティストの山口直美さんに教えてもらいました!

ヘアスタイリング剤の知識をアップデート
・大人の髪悩みは、進化したヘアスタイリング剤で解決【1】←今回はココ
・ツヤがない髪と目立つ分け目もヘアスタイリング剤で見違える【2】

老け髪を予防して見た目の印象をぐんとアップ!

 ヘアオイルはベタつくし、ぺたんとした仕上がりになるから苦手──。こうしたかつての経験からヘアオイルを何年も敬遠している人は少なくないよう。
 しかし、「年齢とともに失われる髪のツヤ感を取り戻すうえでヘアオイルは効果的。最近はさらっと軽やかに仕上がるものや、しっとりするのにベタつかないものなどオイルの種類も増え、選択肢が広がっている」と、ヘアメイクアップアーティストの山口直美さん。

 ヘアオイルはごく一例だが、加齢に伴い、髪の状態が変化しているにもかかわらず、スタイリング剤のアップデートはつい忘れがち。結果、出かける前にきちんとスタイリングしたつもりでも髪の質感まではカバーできず、年齢より老けた印象を与えている可能性も
「ヘアケア効果も兼ね備えたアイテムをうまく使いこなせば老け髪の予防につながり、見た目の印象もぐんと良くなる」(山口さん)

大人の髪悩み別にヘアスタイリング剤を選ぶ
大人の髪悩み別にヘアスタイリング剤を選ぶ
トップや毛先など、部位別に使い分けると髪の老け感が改善する

 特に気になる毛先のまとまり、ツヤ、トップのボリュームという3つの悩み別に、山口さんが実際に使って太鼓判を押すアイテムを2回に分けて紹介。それぞれの使い方もぜひ参考にしよう。