マスクをすると悪目立ちしてしまう、「目元のたるみ」「眉間のシワ」そして「おでこのシワ」。それを、瞬時に解決するワザがあります。ポイントは、「鼻の根元」。リモートワークなどで長時間パソコン作業をしている人は、特に効果的だというこの眼筋トレ。顔の表情グセと、筋肉・筋膜の関係を知り尽くす、美顔づくりの匠に教えてもらいました。

マスク顔の目元老けを解決! 目元が老ける理由とは?
 ロート製薬の目元サロン直伝 クマ・くすみ対策ケア

目元のシワ・たるみが瞬時に引き上がる 眼筋トレ ←今回はココ
マスク顔の目元老けを解決!美眉テクで小顔に

「上目遣い」が目元のたるみ、眉間のシワを深くする

「顔を体にたとえると、マスクから出ている目のまわりは、口とともに、顔の“体幹”に当たる。その重心の置き方で、目元の印象はまったく変わってくる」と話すのは、パーソナルフェイストレーナーの木村祐介さん。重心?と思うかもしれないが、顔を動かしながらイメージしてほしい。

「デスクワークが多い人は、重心が後ろに下がりやすい。すると、おでこから後頭部〜背中〜ふくらはぎまで続く背面のラインで引き上げられるべき顔の皮膚が緩み、シワやたるみが生じる」(木村さん)。パソコンのモニターを見るときなど、無意識に上目遣いになるのが、重心が後ろに下がる一因という。

長時間のパソコン作業などで背中が丸まり、あごが前に出て上目遣いになっている人は多い。この「上目遣い」の姿勢が、たるみやすくするという。
長時間のパソコン作業などで背中が丸まり、あごが前に出て上目遣いになっている人は多い。この「上目遣い」の姿勢が、たるみやすくするという。

 重心の位置の違いだけで、たるみやシワがそんなに変わるものなのか。

 猫背の姿勢や、上目遣いの表情を続けていると、頭の重心が後方へ下がったままになりやすい。「すると、顔の上半分が緩み、まぶたのたるみやおでこのシワを生じやすくなる。顔のハリも弱まるため、自然と眉間にシワを寄せたくなる」(木村さん)。

 一方、「頭の重心を、顔の前方、鼻の根元から眉間のあたりに置くようにすると、両眉が左右に広がり、目が開きやすくなる。この状態をキープすると目元にハリが出て、眉間にシワを寄せることもなくなる」(木村さん)。

 つまり、目元の若々しさを保つカギは、頭の重心を、顔の前方高めの位置に持ってくることだという。とはいえ、普段から鼻の根元を意識している人は、そんなに多くないはず。そこで、その感覚をつかみやすくするために木村さんが編み出した技が、「鼻の根元どぅーん!」なのだ。

「鼻の根元を前方に“どぅーん!”と押し出すイメージを持つだけで、自然と重心が前に移動して背面のラインが張り、目まわりに瞬時にハリが出る。1週間程度、意識的に続けるとその状態が普通になり、たるみにくくなる」(木村さん)。

 なんとも変わったネーミングだが、上のモデルの表情の差を見ても、「鼻の根元どぅーん!」の効果は絶大だ。さっそく、やり方を紹介しよう。