人生の血肉となった本は何か? 著名人にズバリ聞きます。「本に学ぶ、明日が変わる」をメッセージとした書籍系デジタルメディア『日経BOOKプラス』から、学びと気づきになる情報をお届けします。

-
- 隈研吾 10代で出合い、心に残り続ける反逆の精神
- 2022.06.24 超人気建築家、隈研吾氏の血肉となった本、3冊目は、吉田健一の『ヨオロッパの世紀末』。高校時代に出会い、独自のヨーロッパ観に感化される。「文明とは優雅と諦念」というフレーズは、その後の建築家の仕事にも...
-
- 隈研吾 家父長制と主婦へのモヤモヤ言語化してくれた本
- 2022.06.20 超人気建築家、隈研吾氏の血肉となった本、2冊目は、上野千鶴子著『家父長制と資本制』。家父長と専業主婦のある種の共犯関係の中で資本制が成立しているという主張に、大いにうなずく。建築もその資本制の罠に組...
-
- 隈研吾「サラリーマン」だった父への反感 対極を求めて
- 2022.06.16 人気建築家、隈研吾氏の血肉となった本、1冊目は梅棹忠夫が1960年代に行った集落調査の報告である『サバンナの記録』。隈氏のアンチ・コンクリート志向の原点であり、原広司研究室で企画したサハラ縦断の旅に...