心では何を思っても自由。感情は20秒で消化する
芽生える感情の中には、人には決していえないようなこともあるかもしれない。でもそういった感情を抱くのも人間として当然のこと。「心の中でなら何を思っても自由。例え、誰かにものすごくムカついて『アイツいつかボコボコに…!』と思ったとしても決して悪いことではない。そういうふうに考える自分を物騒でネガティブの極みだと思うとしたら、間違ったポジティブ至上主義に毒されている」と山根さん。
感情を否定するのは自分の一部を消すことと同じ。無理に抑え込むとかえって、感情のかけらがシコリのように残って膨らみ、変に爆発しかねないという。気心が知れた友達に「あの上司、本当に嫌い!ボコりたい」と愚痴をこぼしたっていい。
「感情は浸って消化するもの。殺したいくらい嫌いだと思った激しい感情も、否定せずに受け入れれば20秒~1分で消化できるといわれている。その間ジッと浸ってしまおう」と山根さんはいう。