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嵐に学ぶ!「愛されるブランドづくり」3つのルール

Terraceで話題!

嵐が実践した「ブランドを守る・育てる」3つのルール

 メンバーたちは、嵐というブランドをどうつくり、どのように守ってきたのでしょうか。活動歴と共にファンを堅実に増やし、ファンから愛されるブランドを育て続けてきた嵐が実際に行っていたことを観察してみると、マーケティング的にも正しい3つのルールが見えてきます。

ルール1:「ブランドは自分たちのもの」という当事者意識を持つ
現場がブランドを「自分ごと」として時間をかけて考える

 嵐のメンバー自身、嵐がどうあるべきかに悩み、5人で朝まで真剣に話し合い続けた時期がありました。「ブランド活動を運営・実施する現場の人が、自分ごととしてブランドを深く考えることが重要」。嵐はそう教えてくれます。

ルール2:ブランドへの共通認識を持つ
ブランドに関わる現場の人たちが話し合い、認識を共有する

 嵐には「誰か1人がどうしても嫌だという場合はやらない」というルールがありました。「同じブランドやサービスに関わる人たちがとことん話し合って認識をそろえる」ことが、ブランドを守り、イメージの統一感をつくり出します。

ルール3:ブランド価値を決める人と決断の仕方を決める
嵐ブランドであるか・ないかは全員で決める

 新しい挑戦など、重要な決断のときに一番大切なのは「これはブランドに適している、いや、ブランドらしくない」をベースにすること。その決断を5人そろって行ったことで、嵐ブランドの方向性には、ぶれがありませんでした。

「仲の良さ」「元気の出るライブ」「正直なインタビュー」……嵐ブランドであるかないかは、メンバー5人で決める
「仲の良さ」「元気の出るライブ」「正直なインタビュー」……嵐ブランドであるかないかは、メンバー5人で決める

 このルールは、嵐ブランドだけではなく、私たちが企業や商品、サービスや自分自身のブランドを守り、育てていくときにも役立つ普遍的なもの。ぜひ身近な、自分の例に当てはめて考えてみてもらえたらと思います。

今日からできる「ブランディング」レッスン

 ブランディングのコツを嵐に学んだと感じられたら、楽しみながら実践してみるのはどうでしょう。トライしてほしいのは次の2ステップです。育てたいブランドを思い描いて、身近な人に話を聞くなど、すぐできることから始めてみては?

【ステップ1】「分かってほしい人は誰か」を決める

 全員に深く愛されるブランドをつくるのは、難しいこと。大切なのは、あなた自身やあなたの担当するブランドを分かってほしい人、応援してほしい人は誰かをじっくり考えて、決めることです。

【ステップ2】「私ブランド」の定義を決め、価値を高めていく

 次に、「誰」と決めた人たちにとっての価値は何かを考え、どんなブランドにするかを決めます。そして嵐のように、その人たちに仲間となってもらい、一緒にブランドの価値を上げて、育てていきましょう。

文/射場 瞬、丸山央里絵 イラスト/二階堂ちはる

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射場 瞬(いば ・ひとみ)
IBAカンパニー代表取締役 
射場 瞬(いば ・ひとみ) マサチューセッツ州立大学にてMA、ニューヨーク大学スターン経営大学院にてMBA取得後、グローバル企業の米国本社勤務を中心に約15年間、マーケティングや事業開発のマネジメントを経験。日本コカ・コーラのマーケティング本部副社長を経て、2010年から現職。嵐ファンクラブ歴は14年。著書に『「嵐」に学ぶマーケティングの本質』(日経BP) Twitter:https://twitter.com/book_iba

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