脂肪によるぽっこり下腹を解消する3大原則とは

はじめの一歩はここから【姿勢】
はじめの一歩はここから【姿勢】
座っている時間が長く、猫背など姿勢が悪い人は、おのずと下腹がぽっこり出て見える。まずは縮んで固まったお腹を伸ばすことから始めよう

ぽっこりを消す秘訣1【行動修正】

 甘いものや好きなものを見えるところに置かない、お腹がすいているときにスーパーに行かないなど、ちょっとした行動を変えることで食べたくなる衝動を起こさせないようにするのも、ダイエットのストレスを減らすカギ。ダイエットをし続けているのに減らない、太るという人は、日ごろのなにげない行動の中に落とし穴や解決の糸口があるという。


ぽっこりを消す秘訣2【食事】

 野菜やキノコ、海藻類から食べ始め、たんぱく質を含むおかずや汁物を食べてから、ご飯、パン、麺の糖質をゆっくり食べる。主食は、白米より玄米、うどんよりそばがお薦め。糖質を減らすなら夕食を中心に。極端に減らすとストレスになり、リバウンドの原因に。


ぽっこりを消す秘訣3【運動】

 20分以上の運動を中2日あけず、週に2回以上行いたい。脂肪を燃やすには速歩きや水泳など、軽く汗ばむ程度の運動(有酸素運動)を。さらに筋トレを組み合わせると、糖を消費しやすい筋肉が増え、やせやすくなっていく。

 次回は、「ダイエットが成功しやすい7つの魔法のフレーズ【2】」を紹介する。

片山隆司(かたやま・たかし)さん
かたやま内科クリニック院長
片山隆司(かたやま・たかし)さん 東京慈恵会医科大学卒業。同大学附属病院第三内科肥満外来診療医長などを経て、かたやま内科クリニック院長。ダイエットに関する監修書多数。専門は、糖尿病で、肥満の行動修正療法も研究する。

取材・文/白澤淳子 写真/PIXTA