食事と運動がダイエットの2大ポイントですが、ゆるっとストレスなく続いて、ゆっくりやせるにはどうしたらいいのでしょうか。肥満の行動修正療法も研究する医師に、覚えておきたい7つの基本ルールを教わりました。
・ダイエットが失敗しにくい基本の心得とは【1】
・下腹がゆっくり、ラクに凹む 7つの基本ルール【2】←今回はココ
肥満の行動修正療法も研究するかたやま内科クリニックの片山隆司さん。片山さんに聞いた、ダイエットが続く7つの基本ルールはいわばダイエットの教科書のよう。だが、意外にできていないこともあるのでは。ストレスにならず続けるために押さえておこう。
ダイエットを進めるうえで、間違えやすいポイントもあるという。「野菜を増やそうと、野菜炒めを大皿に盛る方が多いですが、野菜炒めはカロリーも高く、味が濃くなりがちで、かえってご飯が進む。また大皿は1人分の食べる量がわからなくなり、つい食べすぎます」と片山さん。
アルコールは? 「休肝日を作り、つまみとの組み合わせでトータルの摂取カロリーとして考えてほしい」。体重を落とす目安は1カ月あたり、今の体重の2〜3%を最大とするのが、リバウンド予防になるという。
人工甘味料なら大丈夫と思っていたり、のどあめなどを体のためを言い訳によく食べる人は要注意。ぽっこりを消すには「味覚を、甘いもの中心にシフトしていかないようにするのがいいでしょう」と片山さんは話す。
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