「正解のない時代」を生き抜くためにできることは?

 「終身雇用制度の限界」「人生100年時代」「コロナ禍によるテレワークの浸透」「転職」「副業」「独立」……。

 変化の激しい時代の中で、人の数だけキャリアの選択肢が広がる今、私たちはどのようにして「自分らしいキャリア」を築いていけばいいのでしょうか?

 大企業であっても10年後に会社が存続している保証はなく、「会社にいれば自動的にキャリアが形成される時代」は終わろうとしています。コロナ禍によって急速にテレワークが浸透し、働く「時間」と「空間」の縛りが緩められ、「会社や組織ではなく自分自身がキャリアの主導権を握る」という意識を持った人たちも増えてきました。

 一方で、「自由に思い通りのキャリアを歩める人は一部の人だけ」「給料をもらっているのだから我慢しながら働くことは当然」「仕事への向き合い方や働く意識を変えなければいけないことは理解できるけれど、何から始めればいいか分からない」「変わりたいけれど、変われない――」と、激変する時代に戸惑う人も多いのではないでしょうか?

 こうしたキャリアの悩みに耳を傾け、正解のない時代を生き抜くための未来戦略を、シンプルな13のワークに落とし込んだ書籍が、7月15日発売の『キャリアの悩みを解決する13のシンプルな方法 キャリア・ワークアウト』(著:田中研之輔/日経BP)です。

 「キャリア・ワークアウト」とは、自分らしいキャリアを持続的につくっていくための実践型メソッド。業界や職種、年齢、性別、職位、国籍を問わず、誰でも、いつでも、どこからでも始められるキャリアのトレーニングです。