お出かけ前に注意したい点

1.「大気の状態が不安定」というワードが出てくる
2.まだ晴れている段階から「雷注意報」が出される
3.天気マークは「晴れとくもり」でも降水確率が30%前後(安定した晴れなら大抵10%以下)

 日中も時々雨雲レーダーを見てください。昼頃には山沿いで雨雲が発生していて、数時間後には自分の地域に広がってくる可能性があるのを事前に知ることができます。

雨上がりの虹。夕立のような雨の後に虹が見られることもある。ただ、雨の前から落雷や突風の恐れがあり、激しい雨が降ることもあるので、気象情報を確認し、雨が収まるまでは安全確保を。2021年5月17日撮影
雨上がりの虹。夕立のような雨の後に虹が見られることもある。ただ、雨の前から落雷や突風の恐れがあり、激しい雨が降ることもあるので、気象情報を確認し、雨が収まるまでは安全確保を。2021年5月17日撮影

 特に5月は「冬の名残の寒気の塊」がノロノロと日本付近を通過することがあります。この寒気の塊によって、連日のように2の夕立型の雨に見舞われることがあり、これを指す「雷三日」という言葉があります。

 3日間の雷の特徴は、日ごとに雷雨の範囲が南や東に広がり、発生時間が早まることです。関東地方でいうと、初日は夕方ごろに群馬や栃木が中心、翌日は茨城や埼玉も昼ごろから雷雨に、3日目は午前中から東京や千葉でも雷雲が発生するというようなパターンです。

 最高気温が25度を超えるような日だと、怖さを感じるような雷雨になったり、竜巻や突風が起こったりする恐れが出てきます。冬の名残のような空気と夏を先取りしたような暑さがもたらす激しい雷雨……天気予報の3つのポイントを押さえて「ゲリラ」を待ち受け備えましょう。

文/伊藤みゆき 写真・図/写真は伊藤さん提供、図は気象庁より