私たちはたくさんの矛盾やジレンマ、不条理に囲まれて生きている。問題にも囲まれている。物事の表と裏、ポジティブ面とネガティブ面、本質と現象、不都合な真実と好都合な虚偽……両方をとらえることができれば、きっと視野が広がる。きっと課題解決の糸口が見えてくる。コラムニスト河崎環さんがつづります。

-
- ジェンダーを超越するSF 未来のビジョンの鍵は歴史にあり
- 2022.10.07 アメリカ文学者でSF批評家の巽孝之さんに、「メタバースとジェンダー」についてコラムニスト河崎環さんがインタビュー。「メタバースで『未来の私』どう変わる? ジェンダー観は?」の後編となる今回は、ジェン...
-
- ジェンダー制約超え「別の自分生きる」メタバースの意義
- 2022.09.29 今、新たな経済圏として世界中で注目される「メタバース」。ネットワーク上での3次元仮想空間を意味するメタバースでは、ユーザーがアバターと呼ぶ自分の分身を動かしてウェブ上の空間で社会生活を送るなど、かつ...
-
- フェムテックを流行で終わらせない 一番大切なことは?
- 2022.08.09 日本のフィトテラピー(植物療法学)の第一人者であり、長年デリケートゾーンケアの大切さを伝えてきた森田敦子さんに、コラムニスト河崎環さんがインタビュー。前回の記事「デリケートゾーンのケア 日本女性に大...
-
- デリケートゾーンのケア 日本女性に大切さ伝えるために
- 2022.07.05 「女性とは何か? 性とは何か?」。これらの問いに対して、開発するコスメを通じて明確な答えを提示し続けるひとりの女性に、コラムニスト河崎環さんがインタビュー。フェムテック先駆者と言われ、デリケートゾー...
-
- 心折れる前に 新感覚「読むセラピー」で心に補助線を
- 2022.05.17 春の大型連休を過ぎた頃から感じ始める心身の違和感。人事異動など職場環境の変化に適応できず、「やる気が起きない」「疲れやすい」など、いわゆる五月病になる人も少なくありません。日々頑張るあなたに、心理士...
-
- フェムテック「普通」のことに タブー視やめ経験話そう
- 2022.03.29 新たなビジネスキーワードとして話題になった「フェムテック」。しかし騒がれている割に、他のさまざまな「〇〇テック」と比べて、日本ではイマイチ盛り上がりに欠けているとか。人口の半分を占める女性という、巨...
-
- もう戻らない「インバウンドバブル」の先に見える光
- 2022.02.09 まだ終わりの見えない新型コロナウイルス禍ですが、日本にとっては「収束した後の世界」でどんな国であるべきか、も真剣に考えなければならない課題です。コロナ禍前までの一時期の好景気の立役者だったインバウン...
-
- 「今年の漢字」「流行語大賞」が鼓舞するモヤモヤ年の瀬
- 2021.12.24 順風満帆だった人、山あり谷ありの人、逆風にあおられて苦しかった人──2021年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか。共通なのは「新型コロナウイルス禍」という試練があったこと、そして「ウィズコロナ...
-
- パラリンピック開会式がもたらした遺産 栗栖良依
- 2021.11.30 東京パラリンピック2020の開会式の模様をテレビで見た人も多いのではないでしょうか。あの大舞台はどのようなプロセスを経て実現に至ったのか。ステージアドバイザーを務めたのは栗栖良依さん。コラムニストの...
-
- 行政DX 民間エンジニアがデジ庁の始動に参集する理由
- 2021.10.20 行政DXは日本の未来を左右する喫緊の課題。それを推進するデジタル庁は波乱含みで発足しました。「行政DX待ったなし」との共通認識のもと、能力と志のある民間ITエンジニアたちが貢献しているのだといいます...