かなえたい夢はバラバラだけど、向かう先は同じ
同団体の人数が増え始める過渡期に参加した、入社4年目の前原良美さん。参加した理由をこう話す。
「入社してしばらくたった頃Arumonのメンバーと会える機会があり、そのときにキラキラと楽しそうに仕事をする先輩たちに出会いました。自分の好きなことを究めつつ、仕事でも好きなことをするために全身全霊をかけて活動に取り組んでいる姿を見て、かっこいいなと感じました。そういった仕事のスタイルへの憧れから、入社1年目の冬に団体に入りました。Arumonには、指示を待つのではなく、自主的に動く人ばかりで『私もこうやって動けばいいのか』といった学びを得ることができました」
混乱するコロナ下での入社となった、入社2年目の内山敦史さんが参加したきっかけは、団体代表からの誘いだった。
「NRIの新卒採用のパンフレットにArumonが紹介されていたり、団体のホームページも公開していたりするので、団体の存在や活動内容は入社前から知っていました。入社後、本業以外で自分のアイデアを形にしていく力を養ったり、新しいものを自分で形作ったりする訓練ができる場所が欲しいという思いがあって。僕の場合、一般社団法人ONE JAPAN(大企業に勤める若手社員の会の代表者が集う団体)のイベント運営にもともと関わっていました。2020年の5月に『コロナ下に入社した新入社員が横のつながりを持てるイベントをやろう』とArumonの代表に誘われて、イベント後にArumonに入りたいと志願しました」
強い個性を持つメンバーそれぞれが異なる夢をかなえるためにArumonに入ってくるが、向かう先は同じ。皆の活動の軸は「世の中を良くしたい」という共通の思いだ。同時に、物づくりを通して技術力を高めるだけではなく、横のつながりを求めに集まってくるのもメンバーの特徴だ。