外資系製薬会社、国内医療機器メーカーを経て、現在はプルデンシャル生命保険でライフプランナーの加藤里奈さん。前編では海外の大学でコミュニケーション学を学んだことを生かして面接を突破するために考えた戦略や、2度の転職を経てプルデンシャル生命に入社した理由について聞きました。
前編 「興味ない」から「天職と思える仕事」へ 出会いを大切に ←今回はココ
後編 マネジメント経験で見えた新しい現場の魅力
プルデンシャル生命保険・ライフプランナー
2、英語を使った仕事がしたい…思い切りの良さが大切
3、天職に出会う…出会いを大切に
ライフプランナーの働き方とは
日経xwoman編集部(以下、――) ライフプランナーとは具体的にどんな仕事でしょうか?
加藤里奈さん(以下、敬称略) 一般的に保険の外交員は「保険商品を販売する」ことに特化していると思うのですが、ライフプランナーは「お客様の人生において、そもそも保険が必要なのか」というところから一緒に考えていきます。担当地区は決められておらず、全国の顧客のところに赴いて、保険に加入する意義や必要性について説明しています。
ライフプランナーとしてのスタンスは人それぞれ違いますが、私は顧客と「彼氏と別れちゃった」というような話から、人生の大きな転機まで、どんなことでも話し合える間柄をつくっていきたいと思っています。家族ぐるみの付き合いで年に数回、お宅に泊まったり、一緒に旅行したりする関係の人が全国にいます。
―― 今の仕事の内容や働き方のどんなところに魅力を感じていますか?
加藤 顧客と関係性を築きながら、人生設計の役に立つことができていると感じています。また、すべてにおいて自分の責任で決めて働けるところが自分に合っていると思います。例えば弊社は会社が決めたノルマがありません。自分が決めた目標に対してどう動くかを考えて働いている人が多いです。
就業時間は決められておらず、週に2回の支社ミーティングに参加する以外は、ちゃんと休みをとった上で個人の裁量でスケジュールを組むことができます。思い切り仕事に打ち込むこともできますし、育児や介護などのプライベートとの両立もしやすいです。私は2度の転職を経験しましたが、今の働き方が自分にもっとも合っていると感じています。
―― 加藤さんは以前はどんな仕事をしていましたか?