保倉冴子さんは社会人を経て、第1子を出産後にコロンビア大学教育大学院へ進学しました。勉強に育児に、日々奮闘している保倉さんのNY生活を発信する本連載。今回は、大学院へ通いながら、どのように0歳児の子育てをしているのかについて紹介します。
Twitterで情報収集、経験者に思い切ってDM
今回はコロンビア大学教育大学院に通いながら、どのように子育てをしているかについて、お話しします。
まずは、息子の通う保育園選びについて。2021年3月に大学院の合格が決まった直後、SNSで保育園事情についてリサーチを開始しました。するとTwitterで、かつてコロンビア大学系列の大学院に通いながら、1歳の子どもを保育園に預けた経験のある日本人男性のアカウントを見つけました。その方とはもちろん面識がなかったものの、勇気を出してDMを送信。自分の事情を伝えて、NYの保育園選びについて聞いてみました。
突然の連絡にもかかわらず、相談に乗ってもらい、その方のお子さんが通っていた保育園を紹介してもらいました。早速、問い合わせてみると、Zoomでスタッフと話ができたり、園内の様子をスクールツアーのような映像で見せてもらえたり、とても丁寧に対応してもらいました。
他にもいくつか探してみたものの、条件だけでなく紹介してもらった信頼度もあいまって、その保育園へ通わせることに決めました。
保育園が決まった感想は「あぁ、良かった……無事に決まった」とホッとした気持ちが大きかったです。なぜなら、私が保育園を探し始めた3月は、翌年度(9月~)に入園するにはかなり遅めのスタートだったからです。もっと早く保育園を決めたかったものの、大学院の合否が出るまで、本格的に行動することはできません。
本来は、コロンビア大学教育大学院が運営している保育園に通わせたかったのですが、3月時点ではすでに定員オーバー。他の保育園も、すでに定員を満たしているところが多かったです。もし子連れで海外の大学院を受験するなら、保育園選びに労力がいることを念頭に置いておいたほうがよさそうです。