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薄井シンシア「人生は、もっと、自分で決めていい」

自分の強みを見つけ出し、自分らしい人生を送る方法

薄井シンシア「自分の弱いところを見るのはしんどかった。だから、後悔しない決断ができた」

Terraceで話題!

後半人生で大切なのは勉強ではなく…

 ホテルの経営者として多忙な毎日を送っているシンシアさん。「大事にしている時間と、必ずやっている1日のルーティンは」という質問に対しては、どんなに忙しくても睡眠時間は絶対に削らず、朝と夜のストレッチ、1日1万歩のウォーキングは欠かさないと答えました。

 そして「再就職やセカンドキャリアのために何を勉強すればいいかと聞く人がいますが、真っ先にどうにかすべきなのは体。その体に最期まで付き合わなくちゃならないんですよ」と、体づくりの重要性を訴えました。

 「自分らしい人生を送るために大切にしていること」は、「自分と向き合って、現実から逃げないこと」。シンシアさんは、「40代、50代はすごく苦しいこともあったけど、逃げずに向き合ったから今があるのかもしれない」と振り返り、一つ一つ自分で決断することで何も抱えないようにして、毎日熟睡しているそうです。

「資格を取るより、自分の体を整えて。だって、最期まで付き合わなくちゃならないでしょう。健康を保つためにとにかく睡眠時間は削りません」
「資格を取るより、自分の体を整えて。だって、最期まで付き合わなくちゃならないでしょう。健康を保つためにとにかく睡眠時間は削りません」

 最後に、会場から聞いてみたいことを募ると、手が挙がりました。

 「食堂やレジの仕事をしているとき、この仕事は次のステップにつながると思ってされていましたか?」と質問した女性に向かって、シンシアさんは椅子から立ち上がって「やってみないと何につながるか分からないから、私は先のことまで考えないし、先の見返りまで考えない」と言い切りました。

思わず立って質問に答えるシンシアさん(舞台中央)
思わず立って質問に答えるシンシアさん(舞台中央)

 入ってみれば見えてくる景色があり、「私は社長になって、今まで見えなかった風景がすごく見えるようになりました」と力説。ただし「入社後にできることがある」とアドバイス。シンシアさん自身は勤務先の会社に尽くす一方で、「会社を自分のために使い倒す」という発想で、入った初日から貪欲に知識や経験などを身に付けていく覚悟が大事だと熱く語ってくれました。

 シンシアさんの情熱と明瞭な言葉に引き込まれて、40分間のセミナーはあっという間に終わりの時間を迎えました。担当編集の長野は「シンシアさんだから悔いのない決断ができるんでしょうと思われがちですが、何度も取材をする中で、そうではないということが分かりました。この本にそのノウハウを詰め込んでいますので、ぜひ読んでいただけたらうれしいです」と締めくくりました。

 自分の人生は、自分で決める――当たり前のことですが、思い返すと、自信がなかったり余裕がなかったり他者のせいにしたりして、「自分で決める」というアクションを当たり前のように実行できていないことはないでしょうか。

 人生は、もっと、自分で決めていい――後悔のない、納得できる人生を歩むために、シンシアさんのメッセージと「決める力」をヒントに、まずは一つ、身近なところから小さな決断を始めてみませんか。

構成/佐々木恵美

書籍紹介
『人生は、もっと、自分で決めていい』

「私には限界がある。でも、大丈夫。」 専業主婦からホテル社長まで、激動の後半人生を歩んできた著者が実践してきたのは、「自分の弱さと向き合い決め抜くこと」。納得いく自分で前に進むためのシンプルな方法がここにある。

薄井シンシア著、日経BP、1650円(税込み)

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