1. TOP
  2. ひと
  3. 薄井シンシア「人生は、もっと、自分で決めていい」
  4. 薄井シンシア 最悪のシナリオを想定し考えた2回の決断
薄井シンシア「人生は、もっと、自分で決めていい」

薄井シンシア 最悪のシナリオを想定し考えた2回の決断

罪悪感、後ろめたさ、未練を断ち切る方法

Terraceで話題!

「未練が残るのが嫌なんです」

 以前、セミナーで「決断したあとで、『本当にこっちでよかったのか』と未練が残ってしまうのが怖いんです」というコメントをもらったことがありました。

 そうやって後ろ髪を引かれてしまうのは嫌ですよね。そういう場合、もしかしたら、自分の能力やスペックに対してのプライドが邪魔をしているかもしれません。例えば、「自分には、もっといい選択肢があったかもしれない」とか、「自分を安売りしてしまったかもしれない」とか。

 そう思うこと自体を間違いとは全く思わないけれど、納得できない思いをずっと抱え続けるのはしんどいですよね。

 そうならないために必要なのは、やっぱり、自分の限界をしっかり受け止めた上で冷静に判断し選ぶこと。

 可能性だけを追っていると、すべての選択肢に可能性を残したままでの選択になるので、他を捨てることができないからです。

 また、「自信のなさ」も決断を妨げ、決断後の迷いにつながることも。これは私にも経験があります。

自信がなくて決断ができなかった

 バンコクの学校のカフェテリアで働き始めて3カ月ほどした頃、カフェテリア全体のプロデュースとマネジメントをやってくれないか、と声がかかりました。

 でも、即、断りました。プロデュースやマネジメントなんて、「できるわけないじゃん」と思ったからです。会員制クラブで時給1300円で働いているときに、ANAインターコンチネンタルホテル東京で働かないかというお誘いを受けたときも「ホテル未経験なので無理です」と断りました。

 そして、今回の外資系ホテルの日本法人の社長の話も、最初はビジネスモデルに難癖をつけて断りました。

「果敢にキャリアをつかんだように思われることが多いのですが、いつも『私には無理、できない』と断っていました」
「果敢にキャリアをつかんだように思われることが多いのですが、いつも『私には無理、できない』と断っていました」

 本音を言えば、3度とも自信がなかったのです。新しい世界に飛び込むのは怖い。うまくいかなかったらどうしようと、悪いほうを想像してしまう。やったことのないことへのチャレンジは、誰だって怖じ気づきます。

 それでも、納得いく自分でいるために、決め抜く一つの方法として、私がいつも行っているのが最悪のシナリオを描いてみることです。

関連雑誌・書籍・セミナー

会員登録でクリップやタグの
フォローが可能になります
フォローしているキーワード/タグ
キャンセル