「円満離婚」できたと思った瞬間

 私は精神科で受けたセッションのなかで、結論が分かっているのに決断ができない自分に気づくことができました。これは、自分としっかり向き合わない限り、決断はできないということを示しているのだと思います。自分の弱さと向き合った結果、分かったことです。

 こうして、離婚という決断に納得がいった私は、元夫と「円満離婚」をすることができました。それぞれが進む道を、お互いに応援し合って。

 彼はその後再婚しましたが、私はそれを聞いたとき、心の底からうれしいと感じました。大切な家族だった人のこれからの人生を、支えてくれる人ができたからです。そして、本心からそう思える自分に対して、私はそれくらいこの決断に納得しているんだなと、改めて強く実感することができたのです。

文/平林理恵 写真/鈴木愛子

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