『日経WOMAN』は、この1年に各界でもっとも活躍した働く女性に贈る「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2022」を11月27日に発表しました。理系の新・ロールモデル賞、子育てダイバーシティ賞、循環型社会へのイノベーター賞など各賞に7人、そして大賞には双子の起業家2人が選ばれ、計9人が今年のウーマン・オブ・ザ・イヤーに輝きました。受賞者によるトークイベントの模様をお送りします。

受賞者の概要はこちらの記事をご覧ください
ウーマン・オブ・ザ・イヤー2022発表!

ウーマン・オブ・ザ・イヤー2022の受賞者と審査員などで記念撮影
ウーマン・オブ・ザ・イヤー2022の受賞者と審査員などで記念撮影

 1999年から始まったウーマン・オブ・ザ・イヤーは今年で23回目を迎えた。コロナ禍での2回目の開催となり、昨年に続き今年も表彰式とトークセッションはwebライブ配信で実施された。表彰式は日経BP社長・吉田直人の挨拶でスタートし、続いて内閣府男女共同参画局長・林伴子さんが登壇。

内閣府男女共同参画局長・林伴子さん
内閣府男女共同参画局長・林伴子さん

 林さんは「さまざまなバックグラウンドを持つ人が、それぞれの考えを明瞭に言語化し、意見を戦わせる中で化学反応が起きてイノベーションが起こる。女性の数が増えるだけでは化学反応は起きないが、忖度(そんたく)せずにその場にフレッシュエアを吹き込むような発言をする中から新しい知恵が生まれる。より多くの女性が活躍し、ダイバーシティで日本社会に化学反応を起こし、日本経済の成長、女性がより生きやすい社会につながればと思う。男女共同参画局も、これからを生きる若い女性たちがもっと活躍しやすい社会を目指して問題提起し政策をイノベーションしていきたい」と語った。